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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

冬の貴婦人若泉ファームのクリスマスローズガーデンにようこそ。お届けするクリスマスローズは最新花品種コンテストで最優秀賞を受賞したニゲルとチベタヌスの交配種「絹」「雅」、赤い雄しべをもつ卑弥呼やダブルの糸ピコティ、翡翠などオリジナル品種を中心にネットショップにて種、苗、開花株を販売していますのでご利用ください。1月より3月は直売を行っています。

クリスマスローズの育て方 夏6月 June


クリスマスローズの花株
5月の沖縄県から始まった梅雨前線も6月になりますと活発化し本州沿岸に停滞するようになります。
毎日、曇り空や雨のうっとうしい日が続く6月から7月にかけての季節は、気温も湿度も高くなりヨーロッパ生まれのクリスマスローズにとってはつらい日々が続きます。
梅雨対策として株と株の間の通風や根腐れ、そして病害虫の防除として雑草取りなどの注意を十分にするようにします。
この時期には、植え替えは済ませてクリスマスローズの根は十分に回っている頃ですが、集中豪雨などの時には鉢土が乾きにくくなることがありますので、鉢植え株は家の軒下などに取り込んだり一時的に家の中に避難させます。


病害虫の防除と草取りは別々のように考えやすいのですが、これは他の園芸植物を含めクリスマスローズを栽培する上ではワンセットと考えてください。
殺菌剤・殺虫剤をクリスマスローズの株にかけたとしても、周囲に雑草などが茂っている場合には草むらが病原菌や害虫の住みかとなっているため薬剤が雨などで流れ去りますと、すぐに害虫が雑草からクリスマスローズの株に移動してくるからです。
来春の開花予定株


庭植えのクリスマスローズ

庭に植え込んだクリスマスローズは梅雨が明ける頃までは大きく遮光をする必要はありませんが、大きな葉に隠れた地面は乾いていることがあります。
時には葉を除けて土の湿り具合を確認してください。

育苗トレーの再利用
育苗トレーに納められたクリスマスローズ
鉢植えの株はコンクリートの上には直に鉢を置かないようにし、鉢底に隙間を作ったり出来るだけ棚を作り鉢底の通風を良くするようにします。
これらのことは大変面倒な事ですが根腐れを防ぎ、大切なクリスマスローズを健康に育て次の年の春に美しい花を愛でるにはぜひとも心がけて頂きたいことです。
5月から6月頃になりますと園芸店やホームセンターなどでは仕入れた植物を納めていた育苗トレーが沢山発生してきます。

育苗トレー
ほとんどの育苗トレーは産業廃棄物として破棄されますので、それをいただいてきてクリスマスローズを植えこんだ鉢の下に敷くとミミズやナメクジの害から逃れられ、鉢の下部の通風が良くなります。
(園芸店の店長や店員とフレンドリーな関係を作り信頼関係を大切にする)


クリスマスローズの残渣摘み
切り取られたクリスマスローズの残渣
4月から5月にかけて枯れかけたクリスマスローズの花がらや花茎を切り取った株に残した茎は6月には腐ってきますので、この腐った茎をそのままに残しておきますとカビやナメクジなど不快害虫の住み家となります。
梅雨の季節に多く発生してくる灰色カビ病やベト病・軟腐病などの病気発生の原因となりますので梅雨に入る前に軸もとから抜き去っておきます。
これからは高温多湿の季節になり様々な病気が発生したりしますので鉢の上に残した肥料カスなどの清掃やクリスマスローズの周囲に発生してくる雑草などの始末が必要です。

5月クリスマスローズを育てる鉢の掃除

素晴らしいガーデナーはいつも神にお祈りを捧げている


クリスマスローズの狂い咲き
東北南部から関東地方では4月下旬にはクリスマスローズの花は終わったはずですが、6〜7月の頃に花芽が伸びて花が咲いてくることがあります。
この季節の花は本来の花の形や色が出ていませんので出来る限り早く茎の基から切り取ってしまいます。
7月から8月にかけては来年の春に咲く花の花芽を形成する季節になりますので、狂って咲いてきてしまった花は咲かせないように切り取り株に余分なエネルギーを使わせない工夫が必要です。
狂い咲きの赤いクリスマスローズの株に白い色の花が崩れて咲いたり、グレーや赤の花が濁ったピンク色の花に化けたりする例がみられます。

狂い咲きをしてしまったクリスマスローズ クリスマスローズの狂い咲き

鉢植えクリスマスローズの遮光(日よけ)
原産国がヨーロッパなどの夏冷涼な気候の国に自生しているクリスマスローズにとっては、日本の湿度が高く蒸し暑い夏は最もつらい季節です。
鉢に植えているクリスマスローズは土の温度が高温にならないよう、手近なものでもかまいませんから6月頃から9月末頃までは日よけをするようにします。
幾つかの方法があります。
「よしずを利用する」、「60〜70パーセントくらいの遮光率」を持った園芸店で販売している黒や銀色の遮光ネットを使うなどです。
樹木の葉で日除けが出来る場所に鉢を移動させたり、家の東側で西日の当たらない場所や木の陰に移動させてください。
よしずや遮光ネットを張る場合にはクリスマスローズの鉢の上、人間の背丈(1・5メートル以上)の高さに張り株の上下の空気の流通を良くします。
6月の梅雨入りの頃から10月初旬頃までに、鉢植えクリスマスローズの葉に過度の直射日光を当て続けますと葉が緑色を失い葉を枯らしたり病気などにかかりやすくなりますので注意するようにしてください。

遮光ネットをクリスマスローズにかける季節です


クリスマスローズの肥料
原種ハイブリット共に6月から秋の9月中旬過ぎまでは肥料を与えるのは禁物です。
何時までも与え続けていると根腐れの原因になったり土の中に残った窒素成分の影響で灰色カビ病などの病気を呼び込むこと原因になる場合があります。
クリスマスローズの株は高温の季節を迎え根の活動などが緩慢になり、休眠に近い状態になっていて花芽を付ける準備をしています。
鉢の上に載せている固形の肥料は全て取り去るようにして鉢中に肥料成分が無い状態を9月中旬まで保ちます。


梅雨時・鉢植え株の水やり
6月になり梅雨寒の日が続いたり、急に30度近くの高温の夏日になったりします。
最高気温が25度を超える頃からの水やりは早朝か夕方日が沈んだ頃
に鉢の底から抜けるくらい与えます。
鉢植えのクリスマスローズに水を与えると言う考えではなく
鉢の中の高温になった土の温度を下げるという考え方です。
気温の高い夏日が続いても日中の水やりは避け早朝か夕方の水やりが、厳しい高温多湿の日本の夏を乗り越えるこつです。
梅雨の季節は雨が降って鉢土の表面が濡れているように見えることがあります。
このようなときでも茎の基はクリスマスローズの
大きな葉に隠されて雨水が十分に鉢土に染み込まないことがありますので、直接クリスマスローズの葉を除けて鉢土が乾いていないかを確認するようにします。

http://tenki.jp 雨雲の動き

病害虫の予防と防除
灰色カビ病・ベト病などが梅雨の季節の低温の時に多発しますので、枯れた葉や切り取った跡の残って腐った茎などの処理をします。
少なくとも3週間おきにくらいに殺虫・殺菌剤を散布します。
特に開花を確認している株などでは、春から発生している葉が大きくなっていますので殺虫剤などはクリスマスローズの葉の表だけでなく葉の裏面にも十分にかけるようにします。

ニゲルやアゥグチフォリウス・リビダスなどでは
ハマキ虫によって食害され、空気が高温で乾燥している時にダニの被害が多く発生しますのでダニ専用の薬剤を散布してください。
ハマキ虫の食害蝶の幼虫の食害


ハマキ虫と蝶の幼虫による食害
ダニの被害と灰色カビ病に罹ったクリスマスローズの葉健康なクリスマスローズの葉

左の写真画像は灰色カビ病に犯された葉、右は健康な状態のクリスマスローズハイブリット。
クリスマスローズの育て方・ヘレボルス属の病気と害虫

クリスマスローズの育て方・ヘレボルス属の病気と害虫・予防と対策

当年苗の状態

1月に芽生えた苗はすでに少なくとも本葉を2〜3枚くらい出し、半休眠の状態に入ってきていますので肥料等はいっさい与えず、
用土の乾きと遮光に十分に注意してください。
今春に鉢上げした苗ですのでポットの土の容量が少ないため土が乾きやすくなってきていますので水やりには十分に注意ください。
一時的に成長が止まったように見られるクリスマスローズの苗も梅雨に入る前、5月末から5月にかけて新しい葉を伸ばし始めることが見られ、蝶や蛾の幼虫により食害が見られます。
特にチベタヌスやヨーロッパ産一部の原種は鉢用土の高温化を嫌いますので、できる限り用土の温度が低くなるような対策が必要です。
クリスマスローズを栽培している地域、標高の高い場所か、あるいは海に近い平地か、また雪国かによってクリスマスローズの花時はもとより生育状態も大きく変わってきます。

クリスマスローズの苗ページ


クリスマスローズの有茎種(フェチダス・リビダス・アゥグチフォリウス)注意
 
春先から伸び出してきた有茎種の新しい芽も大きな葉を広げて、新茎も花を咲かせた古茎と同じくらいの高さに成長している頃です。
ヘレボルス属の有茎種は
花の終わった茎と同じ高さに新茎が伸びてから、花を咲かせていた古茎を切り取り株の風通しを良くする工夫が必要です。
その季節は東北南部以南で、ちょうど5月末から6月にかけてです。

それ以前に古茎を切り取ると春から発生してきて来年の春に花を咲かせる新茎を枯らしてしまう恐れがありますので十分に注意してください。