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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
お買い求めいただいた開花クリスマスローズの標準的な栽培方法
開花クリスマスローズの易しい育て方
お買い求めいただきました開花クリスマスローズは口径12センチ〜13.5センチ、15センチのビニールポットで栽培されています。
出来る限り早く鉢の口径が5〜7センチ大きく縦に深いポットに植え替えるか庭に植え込んでください。
極端に深い鉢に植え込むと灌水が難しくなりますので避けてください。
鉢植え基本用土の組み合わせは赤玉土中粒3、小粒3、腐葉土3、軽石と鹿沼土を1割程度を混合して水で若干しめらせて使用します。
この組み合わせの用土は酸性にペーハーが傾いていますので、スーパーなどで販売されている海苔袋に入っている乾燥剤(生石灰)を水で粉にして少量加えることができます。
植え替えの前に
クリスマスローズの入っているポットの用土表面を白くなるよう乾燥気味にすると根に含まれている水分が少なくなり容易に土や根を解すことができます。
ポットから抜き出しポットの底に回った根をほぐします。(画像参照)
根を解す作業は日光の当たらない日陰で行います。
根解し前と根解し後の株
鉢栽培
事前にブレンドした
新しい植え込み用土に水をかけ土全体が湿りけを帯びた状態
で植え替え準備をします。
植え替えの方法は新しい鉢の底に大粒の軽石か発泡スチロールを親指くらいに砕いたものを一列ほど敷き、その上に2〜3センチほど用土を置き根を解したクリスマスローズを載せ底と用土が密着するように押しつけます。
クリスマスローズの
底や脇に用土を詰め根と土が十分に接触するように
します。植込み用土を詰めるには
竹箸などを用土に差し込み小舟を櫓こぐように土を揺らしながら詰めていきます。用土を突くのは厳禁
です。
鉢土の表面から2〜3センチほど用土をあけウオータースペースを作るようにします。
植え替えの時点では水を与えず翌日の午前中に水を与え、植え込みで崩れたみじん用土を鉢から流します。
植え替え後の灌水は用土の表面が白くなり水分が少なくなったら与えるようにします。何日に幾回という灌水方法はありません。
植え替え後には強風の当たらない日光の十分に当たる場所に置き、肥料は液肥固形肥料ともに植え替え後10日位過ぎて新根が伸び始めてから鉢の周囲に置き肥をします。
庭植えの場合
夏を基準に植え込む場所を選定
します。
西日の当たらない落葉樹の下か家の東側を選び午前中2〜3時間ほど日光が当たる場所を選ぶようにします。
植え込みの最適な季節は10月か3月頃。直径30センチ・深さ30センチほどの穴を掘り取り出した土と腐葉土・消石灰大さじ一杯程度を混合し植え込みます。
多数のクリスマスローズを植え込む場合には必ず50〜60センチの間隔を開け株が大きく育った数年後を想定します。
植える位置は平行に植えるのは避けて
三角形を形作るよう
にすると成育したときのボリュームを大きく数を植えることができます。
植え替えの作業行程は鉢植えの方法と同じです。
クリスマスローズの株間にギボウシや原種系のスイセンやクロッカスなどの春咲き球根を数球づつ植え込むのもガーデニングを楽しむ方法です。
庭植え2年後のクリスマスローズ。
一度庭に植え込んだ場合には4〜5年間は植え替えの必要は有りませんが花立ちが悪くなった6〜7年後に株分けをして増殖してください。
クリスマスローズと一緒に植えてはいけない植物
スズランなど地下茎で増える植物はクリスマスローズの近くには植え込まないようにしましょう。
クリスマスローズの根の隙間に侵入し株のバランスを崩したりすす恐れが発生します。
鉢植え 庭植え 四季の管理
(花が終わったら)
関東地方では4月頃になるとクリスマスローズの花色は退色し花の終わりを迎えます。花茎のもとから数センチ残して花茎や古葉を切り取り新葉の成育を助けるようにします。
クリスマスローズの育て方 春4月 April
(肥料を与える季節は)
暑い夏の季節(5月中旬より9月末)には鉢植え庭植えを問わず一切与えません。
肥料を与えると根腐れを起こし枯らす恐れがあります。
鉢植えの場合は10月から翌年の5月頃までは花用の液肥(花工場・ハイポネックス)か固形肥料(プロミック・花工場スティック・IB化成など)を適量与えます。
施肥量は必ず容器に書かれている説明書を読みその指示に従ってください。
庭植えの場合は12月頃に株の周囲を浅く掘り鶏糞を埋め込みます。
(水やり)
6月から9月末頃までは夕方4時以降に鉢底から抜け出るまでたっぷり与え高温になった土を冷やすようにします。
10月から翌年の5月末までは出来る限り午前中に与えます。
(鉢植えの置き場所)
暑い夏の季節は西日の当たらない午前中2〜3時間日光の当たるような、落葉樹の下か半日陰の場所に移動します。
10月より4月末頃まではたっぷり日光に当てます。
夏の期間中、日光が当たりすぎる場所に置かざるを得ない場合、6〜9月の期間だけ家の北側などに移動すると良い。
(害虫防除)
クリスマスローズにも他の植物同様いくつかの病気や害虫が悪い影響を与えます。
害虫では主としてスリップス、アブラムシ、ダニなど、病気では立ち枯れ病、灰色カビ病、ベト病、ウィルス性のブラックデスなどがありますので下記のページを参考にして防除してください。
クリスマスローズの病気と害虫 その防除方法
(鉢栽培、二回目の植え替え)
開花株の植え替えは10月〜11月か翌年の3月頃が最適な季節です。
鉢から抜き出し底に回った根を軽くほぐし元の鉢より直径5〜7センチ前後大きな鉢に植え替えをします。
このときに使用する主用土の赤玉土は小粒と中粒を半々で使います。
その後の植え替えは二年に一度は行ってください。
このページは関東平野部での栽培を想定して書かれています。
北海道や東北地方、並びに本州内陸地方では作業適期が一月ほどずれてくることをご了承ください。
以後の栽培管理はサイトの「クリスマスローズ栽培管理12ヶ月」を参考にしてください。
クリスマスローズの育て方12ヶ月 月別栽培管理
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