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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
クリスマスローズを栽培する肥料は
クリスマスローズと肥料
クリスマスローズが健康に育ち花を咲かせ私たちを楽しませてくれるには、肥料は用土と共に大変重要な位置を占めています。
クリスマスローズをどのように立派な鉢に入れても、材料を工夫して用土を作ったとしても、クリスマスローズが健康に生育していくにはどうしても必要不可欠な物。
それが肥料です。
クリスマスローズを健康に育て花を咲かせ種を結ばせるには、そして植物の体を丈夫に育てるには肥料の三要素、窒素・リン・カリウムが必要になってきます。
植物の生命を維持生育させるには、窒素・リン・カリなどの肥料に加えてマンガン・鉄・マグネシウムやイオウなど様々な微量栄養素が必要になってきます。
クリスマスローズへの肥料の与えかたは、植物全体に言えることですが
適時に与える、適量与える、適した成分を与える
事が大切です。
一般にクリスマスローズ(ヘレボルス属)の植物は気温が高くなりますと半休眠状態になり肥料の吸収が少なくなります。
その
季節は温暖な国内の平地で6月から9月
。
気温の高い時期にクリスマスローズに過度の肥料を与えますと肥料やけなどを起こし後の成育に悪影響を与えてしまいます。
クリスマスローズに
施肥時期は気温が低くなってくる9月末頃から翌年5月下旬頃
になります。
健康で美しいクリスマスローズの花を楽しむためにも、この点を少しずつ考えてみましょう。
おすすめするクリスマスローズに最適な有機肥料と化学肥料
植物の生命を維持する肥料には植物を生育させるために、自然界の植物や動物・魚類を主成分とする有機肥料と化学的に合成された化学肥料があります。
双方共にクリスマスローズや他の植物に適した施肥方法がありますので商品ラベルに書かれた使用方法を理解してご使用ください。。
株式会社タクトから発売されている有機肥料バイオゴールド、国内だけで無く海外からも絶賛されている有機肥料で土壌を作ると共に植物の活性を良くする活性菌が活動するように作られている有機肥料です。
クリスマスローズの植え付け後すぐに用土の上に置いても害は無い。
バイオゴールドは有機肥料につきもののコバエやナメクジなどがつきにくく肥料効果と共に住宅地やマンションのベランダなどでも利用価値が大きい。
グリーンキング、トップドレッシング共にマルタ小泉商事によって生産販売されている有機肥料で、天然有機成分を種とした肥料で他の微量栄養素などを組み合わせて作られている。
クリスマスローズに使用するときには秋から冬、初夏にかけての季節に使用するが植え付け後1週間から2週間後から利用すると良く、トップドレッシングは根の弱ったクリスマスローズに希釈したうえで葉面散布することが出来る。
マグァンプK・ハイポネックスともにハイポネックス社より発売されている化学肥料です。
ハイポネックス・花工場共に園芸用の液体肥料として多く利用されていて、
クリスマスローズに使用する場合生育初期や晩期はやや薄く希釈し成長の最盛期には通常の希釈倍率で使う
。
液肥は気まぐれに与えるより施肥日を決めて与えると効果が大きく、1週間に1回とか、あるいは10日間に1回とか決めて与えるようにすると肥料効果が大きくなる。
粒状のマグアンプは植え替え時に用土に混入して使用しますがクリスマスローズに利用するときには肥料効果の期間が初夏の6月から8月に切れるように使います。
プロミックなどの錠剤は植物の根が活発に伸びる鉢の周囲に置き肥すると効果が大きくなります。
肥料の三要素と微量栄養素
窒素
植物の体、葉・茎を大きく育てるのに必要です。
窒素が少なくなると葉色が悪くなったり植物の体そのものが小さくなったりします。
肥料成分が雨などに流されやすく場合によっては不足する場合も出てきます。
ただしクリスマスローズに窒素肥料を与えすぎると病気が発生を多くする場合が起きてくる。
リン
リンは花肥とも言われ蕾を多く花や実をたくさん付けるのに必要です。
リンが不足すると種や実が付かなくなりクリスマスローズの花の数が少なくなったり小さくなったりします。
カリウム
カリウムは俗に根肥ともいわれ、根や茎を旺盛に伸ばし病害からの抵抗性を大きくするのに役立ちます。
カリウムが不足すると植物が病気に罹りやすくなったりして大切なクリスマスローズの株が損なわれるようになります。
微量栄養素
大きな分野での微量栄養素の一つには、動物の骨を作るのに必要不可欠とされるカルシウムやマグネシウムなどがあります。
微量栄養素の主なもののカルシウムは、植物の体を形づくっている細胞の分裂強化に役立ち、マグネシウムは葉の色素の強化に役立っています。
また植物の生育に必要なその他の微量栄養素では、マンガン・鉄・イオウなど約10種類が数えられています。
これら植物にとっての様々な栄養素が不足したり、また過剰に加えられたりしますと植物の体に障害を起こし病気の原因となったりして、植物の正常な生育が困難になったりいたします。
肥料の種類
有機質肥料
植物油を製品化する課程で濾した残り滓・油かすを発酵させたものや魚粉・骨粉・養鶏所などから発生する鶏糞、厳密には肥料ではないが牛舎から発生する牛糞などを発酵乾燥させた肥料で、形状は固形・粉末・ペレット状に加工されている物が多い。
含まれている肥料成分はそれぞれに異なっている。
有機質肥料には速効性は少なく、用土の中に住んでいるバクテリアなどによって分解された成分が水に溶かされ根から植物に吸収される。
無機質肥料
化学的に合成された肥料で、粉末・固形・粒・液体と使用目的に合った製品が多く、緩行性の肥料・速効性の肥料がある。
植物の成長に必要な窒素やリン・カリウムだけでなくマグネシウムなどの各種の微量栄養素を混入しているため、植物の種類や成育過程・性質によって肥料の選択の余地が大きく便利。IB肥料などの原料のほとんどが海外からの輸入に頼っていますので近年では販売価格が値上がりしています。
肥料の形状と効果
液体肥料
液体肥料は肥料成分や微量栄養素を水に解かし濃縮した物で、施肥時には500倍〜2000倍に水で希釈して使用する。
通常は窒素・リン・カリウムとマグネシウムなどに各種の微量栄養素を混入させた物で即効性がある物が多い。
生産されている液肥の中には植物の成育過程に合わせた成分のみを入れている物もあるので、植物の生育に合わせた肥料の使い方が出来る。
使用方法は1週とか10日ごとに、規定の希釈率で水に肥料を溶かせて使用するが、気まぐれに与えることは避け施肥の間隔を決めて与えるほうが植物の生長には効果的です。
また液体肥料には化学的に合成生産された肥料と、有機質(油かす・骨粉・魚粉などの発酵液など)を使用した物とがある。
固形肥料
有機肥料では油かすを発酵させた物などがあるが、窒素成分が主体のため骨粉や蛎殻などを混入させて使用すると良い。
化学肥料は各社から様々な固形肥料が販売されていて、肥料成分は液体肥料に準じて、様々な植物の成長・用途に応じた種類がある。
緩行性の物は錠剤の形をとっていて1〜3ヶ月間の肥料効果を示し、用土に混入して使う粒剤(マグアンプなど)の物は2〜3ヶ月から1年以上の長期にかけて肥料効果のある肥料が多く元肥としても有用。
施肥方法は用土の表面に置くスタイルの物や、土中に混入してバクテリアによって分解させたり灌水の際に肥料成分を土中に溶かさせる方法である。
クリスマスローズなどではおおむね生育課程に応じた肥料選びが出来、育てられるので使いやすい肥料です。
肥料成分量と性質
市販されているほとんどの肥料には、含まれている成分(窒素・リン・カリウム・各種微量栄養素)がどのような配合で含まれているかが袋や容器に書き込まれていますので、植物の種類や苗の時、成株と成長段階に応じた成分がふくまれた物を使用します。
このページでは与える肥料をどのくらいとは言えませんので、植物の種類や販売されている肥料の説明書を参考にして肥料を与えるようにしてください。
下記の( )の数字は肥料成分がどのくらいの比率で、含まれているかを指し示しています。(数字は一例)
水平形 窒素(10)リン(10)カリ(10)
ほとんどの植物に使用されている万能型の肥料で、固形の化学肥料ではIB化成肥料などがある。クリスマスローズでは実生からの成長段階の二年苗などに有効です。
山形 窒素(5)リン(10)カリ(5)
花芽や実を確実に多く付けそのほかの生育にも配慮した肥料成分の形で、着花・実の採取などを目的とした場合に多く使用する。
クリスマスローズ栽培では花芽が出来て、これから花を咲かせようとしている株にあいます。
右下がり形 窒素(20)リン(10)カリ(5)
幼苗期や野菜の葉物などの栽培に適していて、クリスマスローズなどで使用することは少ない
。
右上がり形 窒素(5)リン(10)カリ(15)
窒素が少なく根の成長に配慮したカリ成分の多い組み合わせの肥料で、ゴボウなどの根菜類に多く使われる。
クリスマスローズでは根や花の立ち上がりを良くするときなどに使用すると良い。
谷型 窒素(10)リン(5)カリ(10)
窒素が雨水などで流され不足することの多い花壇や庭に、クリスマスローズを植え込んでいる場合に適している。
特殊
窒素(0)リン(10)カリ(0)
窒素(0)リン(10)カリ(5)
一般には使われず特殊な形の肥料で、リン成分を主体として植物の花芽を誘導する場合などに使われる。
クリスマスローズなど鉢植えの植物に肥料を与えるときの場所と注意
クリスマスローズなど鉢植えの植物に肥料を与えるときの注意は、
株もとに近い場所にある根の活動は大きくありません。
必ず白根が活発に生育して肥料成分を吸収しやすい鉢の際に肥料を置くようにする。
伸びた根から発生する細い根が鉢の際に当たり活発に根を発生させ水や雨などで溶けた肥料成分を吸収するため、このように置き肥を与えるようにします。
液肥をクリスマスローズに与える場合には希釈倍率を守り、1週間に1回とか、あるいは10日に1回とか定期的に液肥を与えるように努めます。
正しい固形肥料の与え場所(左)間違った固形肥料の与え場所(右)
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