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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
原種ニゲル栽培方法・実生からの大株造り
やさしいニゲルの育て方
実生発芽満三年のニゲル。(上)
13年の時間をかけ選抜してきた丸弁カップ咲きのニゲルで上のニゲルの写真の一部です。(左)
花茎が上がってきてもう1週間もすると真っ白なニゲルの花が開きそうです。
このニゲルの大株作りは趣味。
道楽の極みで商売には決してなりません。
クリスマスローズの原種・ハイブリットを問わずあまりにも一般的とみられているためか苗などではあまり見向きもされず見捨てられたかのように思われます。
しかし園芸店で10月頃から売られている実生半年ほど過ぎた苗のニゲルから二年半の時間でここまで大きく育てられるニゲルです。
鉢の大きさは35センチくらい。
左下に指がニゲルの葉を寄せていますので株そのものの大きさが解るとおもいます。
ニゲルの大株造り。
ニゲルの育て方はそう難しいことではありません。
多花性の系統を選ぶのはもちろんですが、
発芽し双葉が開いてからは多肥栽培と水、そして春と秋、年に二回、軽く植え土を解して鉢を緩めること。
一般的なクリスマスローズの育て方が書かれている本などでは肥料を少なくとか水はけを良くするとか書いてありますが、それでは大きな株には育てることは不可能で貧弱な株にしか育ちません。
さて、この大株に育ったニゲル。
すべての花が咲き終わったらどうするか。
秋までこの鉢に入れておきますと、たぶんスイセンなどの球根と同様に小さなニゲルに分かれてしまいます。
そうなりましたら株分け。
真っ白な蕾がいくつか開いてきました。
この系統の大株を神代植物園での展示会に何回か出展していましたのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、そのニゲルはどこでも売られているごく一般的なニゲル。
ニゲルを栽培するにあたって一番注意することは3月末頃から発生してくるハダニには十分に注意してください。
そして屋内などに取り込まず雨に当てること。
栽培する鉢や用土はニゲルの体の大きさにあった粒を使うこと。
ニゲルは秋になるとホームセンターなどで苗がほんの2〜3百円で販売されていて、販売する方も買う方もあまり気にしてもいませんし注意もしていないようです。
見捨てられてでもいるようなクリスマスローズ・ニゲルの苗を買ってからほんの三年で大きな株に仕立てて、春めいてきた季節の玄関などに飾ってみてはいかがでしょうか。
育て方は至って簡単ですし30センチを超えるような鉢に入れなければならなくなったら花が終わった頃か、それとも秋、蕾が膨らんだ頃に株分けしてしまえば良し。
簡単ですよ、クリスマスローズと名前のいわれになったニゲルの育て方は。
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