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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
クリスマスローズの育て方 冬12月 December
鉢植え株の置き場所
寒さが厳しくなってきた12月は花芽が完成している花株を寒風の当たらない場所か軒下などに移動します。
日照時間が短くなる12月には鉢に当たる太陽の熱も僅かとなり鉢が暖まりにくくなりますので、時々
鉢を回転させ鉢内部の温度を平均化
させるようにします。
日光に当たるよう鉢の回転をさせると鉢の中の根が平均に伸び株の充実と開花の平均化に役に立ちます。
日照の弱い北国の地域や冬の季節にはぜひとも心がけていただきたいと思います。
11月頃には小さな花芽が茎の基に付いていましたが、春に出た葉を切り日光を燦々と当てるようにしますと花芽は充実してきます。
クリスマスローズの草そのものの成長速度は緩慢になり秋に発生した葉の緑は濃くなりますが葉そのものにはあまり変化は見られなくなります。
原種チベタヌスの蕾
ハイブリッドの蕾
種を蒔いた苗床と苗の管理
種子を蒔いた苗床は霜柱が立つような霜に数回当てるようにします。
発根した根が夜間強い霜で浮かび上がるようなときには、暖房をしていない玄関や軒下に移動させ用土が凍り付かないようにします。
寒気が強くなり種を蒔いた鉢は夜間だけでも
新聞紙や寒冷紗などで鉢を覆う
ようにすると良い。
雪国や寒冷地での苗床の管理は雪に埋もれさせ春の雪解けまでそのままで置くか、あるいは上記のように夜間は暖房をしていない室内に避寒させる。
病気予防のためにベンレートなど殺菌剤の散布は忘れないようにしてください。
クリスマスローズの育て方 疑問と質問集 質問と答え Q&A
苗の上部に園芸用の針金などで空間を作り白の寒冷紗をかける。
北国での花株の管理
北海道・東北地方・日本海側で雪に埋もれるような地域でのクリスマスローズの栽培管理は、太平洋側の地域とは若干異なります。
庭植えの場合で葉を切ったときは
夜間、白の寒冷紗を株の上にかけたり落ち葉や藁などでマルチング
をし、雪と寒風から株を守るために風よけをし花の季節まで株を雪に埋もれさせます。
鉢植えの場合も上記に準じますが寒風の当たらない場所に移動させたり、雪がこいをして雪解けの季節までそのままで置きます。
北海道などでは庭植えは強風や雪倒れに注意し、鉢植えなどでは暖房をしている室内には決して入れないで管理する。
日光の出ているときには十分に外気や日光に当てる。
地植えで最も注意しなければならないことは、雪解けの頃に雪に埋もれた株の葉芽や花芽が雪解け水に洗われるため
、
花のつぼみが腐ったりしますので雪解け水が溜まらないようにする対策
を今の内にとる。
肥料と殺菌剤
秋から与え始めた肥料もリン成分(成分比5:10:5)が多いものを続けて与え続けます。
開花の季節になって灰色カビ病や立ち枯れ病に罹らないよう予防的に用土の表面が白く乾いた頃に殺菌剤を株元を中心にしみこむくらい散布しておきます。
クリスマスローズの植え替え
12月に入ってからのクリスマスローズ苗の植え替えには十分に注意しましょう。
すでに霜の降りる地域も多くなる季節ですが、同じ
市町村でも最低気温が町中と郊外では2度前後の気温差が発生
することも多く出てきます。
発芽後2年未満のクリスマスローズを植え替えした場合の灌水は午前中に行うようにし鉢中に残った水が夜間に凍らないよう注意します。
植え替え後の霜よけが出来ない場合には翌年の2月末頃に行います。
古葉切り
寒気に花芽があたり充実してくると春に発生したクリスマスローズの葉が横に倒れてくる現象がおきてきます。
クリスマスローズの茎元に発生した花芽は低い気温に触れ充実してきます。
同時に春に発生し
役割を終えた古葉はロゼット状(葉が横に倒れる様)に倒れて
きます。
夏に軸基に出来た蕾と花茎が立ち上がろうとしていることからの現象です。
一般にクリスマスローズの古葉切りが推奨されています。
古葉切りの目的は花茎の立ち上がりが古葉に邪魔されないようにすることと、
ダニなどの害虫が葉の裏に生み付けた卵を葉を切り取ることによって殺す役割もする
。
また庭や鉢中での見栄え、株の間の通風を多くし春先から多発する立ち枯れ病を未然に防ぐ目的ですので切る切らないは個人の考えによります。
クリスマスローズの古葉切りが始まります
ロゼット状に横に倒れた鉢植えクリスマスローズの古葉
冬の水やり 霜柱に注意
寒さが厳しくなる季節の水やりは出来る限り、晴れた日の午前中霜の溶けた頃の10時頃から12時頃までに与えるようにします。
午後遅くなっての水やりですと鉢の中にしみこんだ水が夜間の低温のため凍結し用土を崩してしまったりして、用土の通気性を悪くし春先になってゼニゴケを生やしたりしますのでクリスマスローズに
水を与えるのは必ず午前中
にします
殺虫剤・殺菌剤散布による薬害
殺虫剤及び殺菌剤共にクリスマスローズの開花した花に薬害を表すことがあり、薬品の使用に際しては十分に注意しなければなりません。
殺虫剤や殺菌剤は蕾・開花した花(特にピンクやホワイト・イエローなどの淡い色の蕾や花)に薬害を発生することが有ります。
これらの薬品は茎が伸びて
蕾がふくらむ前に使用
するか、主に
病気が発生しやすい株基にだけ散布
するようにします。
やむを得ず開花時期に使用する場合には蕾や花にかけないように十分に注意してください。
新しい薬剤を使用する時には必ず本格的に薬剤を使用する1週間くらい前にテスト
を行い、薬剤を散布する時間は出来る限り早く乾くよう晴れた日の午前中に済ませるようにします。
クリスマスローズ 農薬の薬害
クリスマスローズの蕾と枯れ葉
蕾の出方や茎の伸び方などはその年の秋から冬の気温の高低によって変わってくる。11月から12月・1月にかけて冷気に十分に当たり低温にさらされた株は、2月頃からの気温上昇と共に茎を伸ばし花を咲かせますが、
低温に当てないで開花させた場合には土際近くで初花が咲いてしまいます
。
暖地では原種のプルプラッセンスなど一部のクリスマスローズなどは、花茎を伸ばさずに地際で最初の花を開かせる傾向にあります。
これらの事を避けて美しい花を効果的に咲かせるには、11月〜1月まで過保護にしないでクリスマスローズの花株に冬の季節を十分に教えておくことが大切です。
クリスマスローズのガーデンハイブリッドの葉は秋も押し詰まった頃に茎から切り取りますが、一部の無茎種のアトロルーベンスやトルカータスなどの原種やそれらの原種を主とした親に使ったクリスマスローズは、寒さが厳しくなり霜が降りる頃になりますと葉本来の役割は終え茶色く変色し枯れてしまいます。
これは寒さが厳しくなると草のエネルギーを根に蓄え葉を枯らす性質があるからで、開花や生育には全く悪影響は有りません。
枯れた葉が見苦しいときには古葉だけを切り取ってしまいます。
一度花を咲かせている株でしたら翌年気温が高くなり始めた頃には茎を伸ばし花を咲かせてくれます。
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