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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは最新花品種コンテストで最優秀賞を受賞したニゲルとチベタヌスの交配種「絹」「雅」「Shall We Dance」、赤い雄しべをもつ卑弥呼やダブルの糸ピコティ、翡翠などオリジナル品種を中心にネットショップにて種、苗、開花株を販売していますのでご利用ください。1月より3月は直売を行っています。

山アジサイの育て方 庭植え&鉢植え

山アジサイ 育て方の基本

山アジサイは日本産の落葉低木の一種でアジサイ科アジサイ属に属し、雨量の多い日本列島の太平洋岸、福島県南部から関東地方、そして中部・関西・中国・九州地方の山間部、谷川の水辺近くに多く自生しているため別名として沢アジサイとも呼ばれている野生から贈られた植物です。
それら山アジサイが自生している環境を考慮して育てると良い結果が現れます。
山アジサイの花色と花株の大きさは

成株の大きさは幅約1メートル、高さも1メートル前後になり花色は白、赤、藍紫、ピンク、空色と変化に富んでいる。

庭植えなどの環境だと大きな株に育つ山アジサイですが、古くなった茎を軸基から切り取ったり、花後に伸び出す芽の一部を残して茎の上部を切り取ることによって株の大きさをコントロールできますので他の植物、クリスマスローズやギボウシなどと一緒に植え込むことによって四季折々の植物を楽しむことができます。

山アジサイの花が咲く季節は

夏から秋にかけて十分に生育した葉茎の先端に花芽を分化させます。翌年の初夏からが山アジサイの開花時期になります。その時期は東京周辺で5月の連休明け頃。
花が咲いてきて梅雨に入った6月下旬頃には装飾花が反転し下向きになり花の季節に終わりを告げます。


山アジサイを植える場所は 育て方のポイント

一般にアジサイの仲間は水と太陽が大好きです。
梅雨の季節に咲く花が多いためか日陰に植え込むと良いように感じてしまいますが、夏の季節、
半日日陰の環境で土の中の水分を十分に保持でき、さらに水の供給があれば直射日光が当たっても成長して毎年梅雨の季節が来れば花を楽しませてくれます。
花が終わったら 山アジサイ 花後の手入れ方法 枝の剪定

山アジサイの水管理
山中の水辺に自生している植物ですので水が大好きです
山アジサイに限らずアジサイの仲間は水と新鮮な空気が大好きです。
太陽と水が大好きな山アジサイでも鉢植えでは葉からの水の蒸散が多いため用土が非常に乾きやすくなります。
鉢のサイズや株の年数などにもよりますが、葉が枯れて無い冬期で2日に1回、花を咲かせ旺盛に成長する初夏から秋までは1日に数回、水を与えなければならなくなってきます。
以外と忘れられていることに灌水の重要な役割、水を与えるだけでなく土の中の汚れた空気を棄て新鮮な空気を与える事。
山アジサイは水が大好きといっても、庭植え、鉢植えに限らず停滞水が多い場所などは避けるようにして、鉢植えでは当然ながら水はけを良くしなければなりません。
特に夏場は新葉が活きよい良く伸び成長する季節ですので葉がチリチリにならないように灌水には注意します。


庭植えか?それとも鉢植えか?
庭植えの山アジサイ クレナイ
一般に植物を楽しむ方々の生活環境を考慮して、庭植え、鉢植えのどちらかを選ばなければなりません。
栽培場所や事務所、仕事場が自宅の近くにある場合には庭植え、鉢植えのどちらでも問題は発生してきません。
しかし栽培者の仕事先が自宅から離れていて、灌水の回数が多くなる夏の季節を考慮すると、できる限り庭に植え込んだ方が山アジサイの生長が良く、灌水をめぐるトラブルの発生も避けられるかと思います。
全て鉢で、全て庭で育てるのはナンセンスで、できる限り栽培者の生活環境を考慮して庭植え、鉢植えの方法を選びましょう。
蛇足です。水やりを自身で行わないで家人に任せているという方も趣味家の中にいるでしょうが、これはナンセンスでできる限り自身で水やりは行い鉢や用土の種類、また鉢植えなら置き場所などの工夫をしましょう。


山アジサイを植え込む土について
日本の土壌は中性でしょうか、酸性でしょうか、それともアルカリ性でしょうか?。
純水のPHを7として、この7より水素イオンが多いと酸性に、逆に少ないとアルカリ性を示します。
山アジサイはどこに住んでいたのでしょうか?、自生している場所は水量のある沢筋やそれに近い場所です。
火山性の土が多く降水の多い日本の山野はほとんど弱酸性を示しています。
そのような山アジサイですので、無理にアルカリ土壌にして花色を変化させるより赤玉土や腐葉土などを中心に用土を考えると良いかと思います。

山アジサイの花色コントロールについて

アジサイの花色は土のpH濃度が酸性だと青く、アルカリ性だと赤く発色すると言われています。
左の株は赤花の代表格、紅(クレナイ)で白から赤へと花色が変わっていくところで、右は藍姫、隣り合わせでブロック塀の脇に植え込まれています。
園芸店で母の日のころに売られている鉢植えのアジサイは野生種では無く交配種。
つまり人の手を使い変化を遂げた植物です。
栽培種ですので灌水はもちろん栽培温度から湿度、そして用土のpH濃度や薬品で背丈まで人力によってコントロールされていて、同じアジサイといっても自然の山野で生きてきた山アジサイとは違った植物です。
自然の大地に生きてきた山アジサイでは、日本の自然土壌に近い環境で栽培してあげるのが一番で発色にも間違いが無いでしょう。

山アジサイの枝剪定
花が裏返って終わりになったところ
山アジサイの花を上から見たところです。
通常なら装飾花の花弁は上向きに咲いていますが、反り返り下向きになってくると花は終わりで色も本来の花色とは異なり褪せてきます。
このタイミングが枝剪定の時期で、枝の下から二段くらい上の芽当たりがある上で花ごと切り取ります。
時期が遅くなると新しく伸び花芽を付ける枝の生長が鈍くなると同時に、花芽を分化させて付けることが困難になります。
できる限り花が裏返ったら剪定を早めに行います。

翌年花芽を付ける葉芽
山アジサイの肥料
山アジサイの生長が始まる5月頃から葉を枯らして充実する10月頃までが施肥の季節です。そして花芽を充実させ開花に備える季節の1月頃に与えます。
通常は発酵済み油かすの単用で良いですが骨粉や魚粉の入った肥料は少なめに与えるようにします。
アルカリ性の成分が入っていることによって赤やピンクなどの種類には問題が出てきませんが、空色や薄紫色の山アジサイでは花色が変わってくることがありますので注意を要します。


山アジサイの増やし方

増やし方は主に花後の剪定枝を使う挿し芽が中心で、冬期の冬芽差しも行われていていますが冬期は保護設備が必要になり、作業効率が悪いため一般向きではありません。
実生での増殖は育種目的を除いて行われていません。
挿し芽の方法は枝に葉芽が二段ほど着いているのを確認し枝の下を斜めに切り取り、3〜5時間ほど水揚げさせて鹿沼土の用土に挿し芽します。
挿し芽後2〜3週間で山アジサイの穂木は発根しますので、十分に根が伸びた翌年の春に赤玉土と鹿沼土・腐葉土を混合した用土に植え替える。

広口瓶に水を入れ切り取った穂木を水揚げさせる
病気や害虫の被害は
山アジサイに被害を与える害虫はアブラムシやコウモリガ、そしてハダニの被害が春先から夏、晩秋にかけて発生します。
病気ではサビ病やうどんこ病、灰色カビ病が現れてきますが大きな被害を表すことは希ですので、症状が現れたらできる限りはやく殺菌剤や殺虫剤を散布するようにします。


ラベルは絶対に無くさないように
山アジサイに限らず園芸店で販売されている植物の苗物にはラベルが付いています。このポットに差し込まれているラベルは絶対に無くさないようにします。
約7〜800種類の山アジサイが販売されていて、中には花色が酸度によって変わっているものもあったり、花色や花の形などが似ているものも多くありますので、植え込み後数年過ぎて何という名前の山アジサイかが解らなくなってしまわないようにします。