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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは最新花品種コンテストで最優秀賞を受賞したニゲルとチベタヌスの交配種「絹」「雅」「Shall We Dance」、赤い雄しべをもつ卑弥呼やダブルの糸ピコティ、翡翠などオリジナル品種を中心にネットショップにて種、苗、開花株を販売していますのでご利用ください。1月より3月は直売を行っています。

山アジサイの楽しみ方と世界

山アジサイのエトセトラ

 山アジサイとは

山アジサイは東北地方の福島県や宮城県から関東地方、東海・関西地方、四国や中国・九州など、太平洋岸の山々に自生しているアジサイ科の植物です。
地域によっては海岸地帯から標高千メートル近くの山地の比較的、水量のある谷川の近辺に見られるため「沢アジサイ」ともよばれ、古くは万葉集にもアジサイがうたわれ桃山時代になると什器や絵画の画材に、また江戸時代の「本草図譜」にもアジサイが二種描かれ浮世絵などの題材に描かれています。
歌川広重 花鳥大短冊撰 紫陽花に翡翠
現在園芸店などで販売されている山アジサイの品種の中には江戸時代に発見されて現在まで趣味家や業者によって増殖されて楽しまれている品種も多くあります。

咲き方はガク咲きや手鞠咲きで、花の色は主として白、赤、紫、青などがあり、土壌の酸度によって花色が変化する。
日本では5月から7月の梅雨の季節に開花し、花の萼が大きくなった装飾的な花を花序の周囲に縁取るようにとりまき葉の表面や茎に産毛が細かく生えています。


 山アジサイの魅力

山野に自生している野生の株や肥沃な庭に植え込まれた山アジサイは、木幅1メートルを優に超え沢山の花を咲かせて梅雨の季節を彩ってくれます。
一重の花と八重の花も多くあり花色も豊富なため、園芸植物の楽しみ方の一つコレクションの醍醐味も得ることができます。

山アジサイを特徴付けている両性花

アジサイ科の植物を特徴付けている花の部分。
アジサイ科の植物には、雄しべと雌しべが茎から分かれて数多く散りばめられている両性花とよばれる部分と、それとは別に飾りとなる大きな装飾花があります。
両性花の雌しべは受精し種子を残しますが、飾りとなる装飾花は受精する能力は無く花粉を運ぶ役目の昆虫を呼び込む役割となっているようです。

山アジサイの花 部分ごとの名称
山アジサイ 各部の名前

 山アジサイ 庭植えの楽しみ

夏の気温が高い頃に半日日陰が大好きな植物にクリスマスローズやギボウシの名前が良く現れます。
山アジサイの花が咲く頃には、クリスマスローズの花は終わりを告げて大きな葉を広げ梅雨の雨を浴びている頃で、多くの園芸品種があるギボウシも大きな葉をさらに広げて花を咲かせてくれる。
寒い冬から春、初夏、盛夏と時間の移り変わりを楽しむ庭作りも素敵です。

山アジサイとギボウシ

甘茶のお話

山アジサイの四方山話になるかと思いますが甘茶のお話。
4月8日に仏教寺院で釈迦の生誕を祝って行われる灌仏会(花祭り)で釈迦の像にかける甘茶は、山アジサイの甘味をもつ一種、甘茶の葉を発酵させて作られた茶葉でその甘味は砂糖の800倍ほどあると言われています。
挿し芽をするために山アジサイの甘茶を切っていたとき、何となく甘酸っぱく良い匂いが切り口からのぼってきたことを覚えています。
他の品種では匂いがしなかったのにと。
甘茶という山アジサイの品種もあるんですね。


山アジサイはいつ頃から咲くか
5月4日 山アジサイの花が咲いてきています
山アジサイの花の咲く季節、東京では5月のゴールデンウィークを過ぎる頃から咲いてきます。
咲いてくるといっても鉢植え、庭植えの違い、また庭に植えている場合の環境などによっても少しずつ違ってきます。
山アジサイの周囲にはクリスマスローズやスイセンを植えています。それらの植物はすでに開花期を終えて初夏の席を山アジサイに譲ろうとしています。
写真は2018年5月4日に撮影しています。

 アジサイの花は花の役目が終わると反転する

山アジサイもハイドランジアのアジサイも花が受け持つ役割を終えると、それまで上向きに咲いていた装飾花が裏返しになってきます。
中心に散らばる両性花も同時に役割を終えて受精しなかった部分は色あせて散ってしまいます。この合図が来年の花に向けての手入れの始まりです。


切り花 アジサイの水揚げ

山アジサイはクリスマスローズやシャクヤクと同じに切り花での水揚げが難しい種類に入ります。
切り口を火で焼いたり、お湯や明礬水に切り口を浸したりと手を替え品を変えて水揚げに苦労した方もいらっしゃるかと思います。
植物は地下にある根の周りにある根毛で水を吸い上げ茎を通って花や葉に水分を送り込んでいます。茎をハサミで切ってみると解るように茎の切り口の周りに小さな穴が囲んでいるのが見られます。
その小さな穴、その穴が根から茎、葉に水を送り込んでいる道、導管と言われている部分です。
植物の茎や葉の付け根には目に見えないバクテリアや雑菌が沢山住んで居ます。
その水の通り道、導管に雑菌が入り込んで繁殖して、茎の切り口から水が上の方に送り込まれなくなってしまうため、最初は開いていた花がしばらくすると萎れて下を向いてしまいます。
毎日、新鮮な水に取り替える、そして茎の切り戻し、水の中に増えてきたバクテリアなどを棄ててしまう。
常に新鮮な水が必要なんですね。

山アジサイ 花の形

鋸歯形(弁の、周りがノコギリの刃状になっている)



通常形(最も多く見られる花の形です)


丸弁形(花弁をまん丸に咲かせるタイプ)


剣弁形(刀の剣先のように細長くとがったタイプ)