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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

遅い種まき

人様にはクリスマスローズの種は9月末から10月にかけて蒔けと言ってはいるが、紺屋の白袴なんとかで11月も末になってから蒔きはじめた。
クリスマスローズの種を保存しているテラコッタから茶袋を取り出し、11.5のビニールポットに赤玉土の小粒を入れ水をかけ蒔き始める。
1ポットに20〜30粒前後。
茶色や黒の種、丸い種、俵型の種、小さいのや大きいの、採取しているときにはそれほどと思わないが、一つ一つのジャンルに分けての種まきとなると、クリスマスローズの花が一つとして同じにはならないよう、種にも様々な個性があるのを改めて発見する。
ある種はふっくらとしたままで固く、また別の種は早熟と言っても良いほどで種殻を割ったり、中には根を出しているものもある。

クリスマスローズの種
クリスマスローズのハイブリットなどは、11月の下旬から12月の始め頃には数ミリくらいの根を伸ばしている。
今の時期は種の殻が割れ始め、細い種の先端から少しずつ根を伸ばしてくる。
そして種が蒔かれたポットの水の乾きが速くなり、平らに載せていた土が膨らみ始める。
根が長く伸び種の重みを支えている。
土の乾きが速くなり、種を蒔いたポットの乾きも異なってくる。
根を伸ばしている証拠だ。

やがて1センチ、2センチと伸ばしてくるが、翌年の正月には細い根を7〜8センチに伸ばし、種が土の屋根を破りながら顔を出し始める。

クリスマスローズの至福と言えるような時間。

ヘレボルスハイブリットの関東地方での平均的な発芽(種殻が土の上に顔を出し双葉が現れる)は経験上1月10日から15日。

しかし既に発芽しているクリスマスローズの種もある。
発芽の一番速いのはリビダス。
10月末から11月にかけて。
次にハイブリットのヘレボルス。
それが1月中旬。
一番遅いのはニゲル、これは2月。
3月末にポット上げをしようとしても、あまりにも幼く4月になってしまう。

根の長い種類はアグチフォリウス。
それとアグチフォリウスとの交雑種。
何でそれほど根が長いの?と聞きたくなるくらいだ。

 


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