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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズの花 旬

花の旬

昨日の夜、出先から帰ってきて何時ものごとく夕刊を広げようとすると息子が、「クリスマスローズが新聞に載っているよ」と言う。
こんな時期に、新聞種になるとは、、、、何で、、、、。

夕刊を広げてみると、確かにクリスマスローズガーデンハイブリットのような花が記事を彩っている。
なにやら最近出来た都内の観光名所、丸の内にあるビルの庭に作ったイングリッシュなガーデンの記事。
子細は除くが、その記事に含まれているクリスマスローズの花写真の情けないことと言ったら涙が出そうになってしまった。

綺麗とはお世辞にも言えない、簡単に言うと薄汚れた、そして花が終わり葉や花が虫に食われた状態の写真が載っている。
その記事は、ある雑誌や本などで売れっ子になっている著名な方が書いているよう。
そしてその使っているクリスマスローズの写真もその著者が撮影したものとのキャプションが入っている。


マスコミの世界で記事を書いている方に一言言いたい。
マスコミは世論を代理してものを言うこともあるだろうが、もう少し記事にするなら植物を勉強をして欲しい。
この新聞の記事や写真を見ていると、いかに安易に記事を書いて写真を使っているか。
新聞社では、たぶん家庭欄の部署の方が担当しているのだろうが、自分が受け持っている園芸のジャンルを精査していない。

簡単に言うと、新しい名所に作られたガーデンの花を紹介するのに薄汚れた花の写真を、これ見よがしに全国紙の記事に使う。

これでは、その新しくできた都心の観光名所にも失礼。

その先に、クリスマスローズという江戸の終わり頃から明治の頃に日本に入ってきて150年して、やっと陽の目を見ようとしている花に失礼。

私の所にも過去幾つかの取材が来ている。
記事になったものも有る。
その中で言いたい。

取材し記事にするときにはゲラ刷りを送ってくる。
間違いがないか不都合が無いかと編集者は尋ねてくる。
それで間違いがないかを確認して印刷に回す。

自分も僅かだがマスコミの世界に身を置いたので、そのくらいはマスコミの常識と解るが今回はそれさえも省いたように感じられる。
と言うのは写真の撮影者はそれなりに植物を知っていると言われている著者なのに知識だけが先行してしまい美的な感覚を棄ててきてしまったのだろうか。

その著者が忙しくてゲラ刷りに目を通していずOKを出してしまったのか。

しかし今回は、それさえも回避して記事にしてしまったのかと、、、、。
しかしマスコミの世界で生きているなら、まずそれはないだろう。ゲラ刷りは著者、写真の撮影者に渡り許可を求めているだろうに。
この記事の編集者、そしてデスクは記事に最適な記事を盛り上げるクリスマスローズの写真だったと思っているのか?。

へそ曲がりな意見だが植物には「旬」というものがある。単に植物だけではなく我々が食料としている野菜や魚など四季の中でもっとも出回り美味さを知らせてくれる。

それが「旬」。

この「旬」は日本だけでは無いだろうが、もっともそれが美しく感じ、そして美味く思い、人々が喜び納得するのが「旬」。

クリスマスローズの今の旬は、東北・北海道。
ここに行けば美しい旬のクリスマスローズが見られ楽しめるだろう。

 


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