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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

鉢使いのヒント クリスマスローズの植え替え

鉢の使い方 ヒント

掲載している緑の鉢はバラを栽培している方はよくご存じかと思いますが、一般にローズポットと言われバラ栽培ではとてもなじみの深いポットです。

しかし一部での人たちにはスリットの入った鉢が人気です。

スリット鉢の特徴はクリスマスローズの根が横や斜めに伸び鉢の側壁にぶつかり下垂し、鉢の底付近に切られたスリットの部分で伸びてきた根を空気に曝し根の先端を切ることによって根のルーピングを防ぐことにあります。
一部の植物ではルーピングが障害になると困るでしょうが、根の生育が早いクリスマスローズですと植え替えの回数も多くなりますのでルーピングの問題は大きくなくスリットポットを使うことが害となることも起きてきます。

冬や春などの季節だと特に問題は起きませんが、夏から秋にかけての季節は鉢に刻まれたスリットで根を切ることがいささか問題となります。
夏から秋にかけての気温の高い季節にはうっかりしていると、切られた根から水を介して進入する性質の軟腐病に罹患しやすくなる危険があります。

生産者の場合にはベンチという網の棚に鉢を置くため、この軟腐病に罹る恐れは少なくなりますが、一般の趣味家ですと鉢の直置きなどから発生する病気に対しては全く無防備となります。
テラコッタや駄温鉢などでは女性の方には土と鉢の重量などで重くなり鉢の移動も困難になりますので軽く扱いやすい鉢が好まれるかと考えます。
駄温鉢
軟腐病は根や茎葉に傷さえつけなければ、どこにでもいる菌だからといってもクリスマスローズの体内には簡単には進入しません。
それらのことを計算に入れると根が切られてしまうスリットポットより、バラなどで使うローズポットやポリポットの方が縦に長く、また僅かな工夫で軟腐病などの病気から株を守ることが可能です。

クリスマスローズの開花株で初開花から2年もしている株は8号から9号程度の鉢にはいるかと思います。
そのような株でしたらローズポットがお勧めです。

ローズポットの底
ローズポットをそのまま用土を入れて使うのではなく下の写真のように鉢底に駄温鉢を逆さまに入れます。
ローズポットの底に入れた駄温鉢砕いた発泡スチロールを敷き詰めたところ
駄温鉢を鉢の中心に入れたなら駄温鉢の上に園芸用ネットをのせ用土のこぼれを無くします。
鉢の周囲に発泡スチロールを砕いたのを入れ植え替えの準備とします。
この方法ですと鉢底中心に駄温鉢の空間が出来ますので、根は新しい空気を求めて十分な伸びを示し、また根腐れが軽減できクリスマスローズの生育に役立ちます。

 

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