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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

5月 鉢の掃除

クリスマスローズの腐った茎の残渣腐った茎を抜き取った残滓
数年前まで灰色カビ病の被害が多く出てしまっていたが今年は天候が悪い割には少ない。
殺菌剤をかけているからではなく
鉢の掃除をやっているせいかもしれないようだ。
画像は種を取ったり、昨年の暮れに切り取った葉茎の残りカス、残渣摘み。
このままにしておくと枯れて腐った葉茎が土の中に住んでいる悪玉のバクテリアやカビなどを繁殖させてしまう食料になってしまう。

ちょうど梅雨の頃になるとクリスマスローズの花茎を切り取った場合、しばらくすると根本から腐ってくる。
鉢植えで腐った茎を抜き取らずに置いておくと、秋口の台風シーズンに軟腐病や、また立ち枯れ病、灰色カビ病などの被害に遭ってしまう。
立ち枯れ病や灰色カビ病なら、まだどうにか救いがあるが軟腐病にでも罹ると、一株の被害ではなくなって周りのクリスマスローズが次々と腐臭をたて腐ってくる。

うっかりすると、台風の風で折られた茎や根から軟腐病が入り込み次々と他の株に罹り、気がついたときには被害甚大となってしまう。
しばらく前のこと、秋口にあるナーセリーで地植えのニゲルが軟腐病に罹り、数百もの株が腐っているのを見たことがある。
それ以来この病気の恐ろしさが頭を離れなくなっている。
軟腐病に効く農薬はまだ出来ていない。
かろうじてマイシン剤などがあるが、これとてうっかり使いすぎるといざというときに効かなくなる恐れが出てくる。

花茎を切り取った残りの残渣。
これは今、手袋をしてでも完全に抜き取ってしまい、病気の原因となるカビが繁殖しないようにする。
抜き取らないで放置すると腐った茎はカビやバクテリアの大好物と成りかねず、数多くクリスマスローズを育てている場合には梅雨に入る前にやっておくと良いと思う。
そうすれば灰色カビ病などは、きっと半減はするかも知れない。

 


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