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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

伝統のクリスマスローズ

ブロッチとスポット

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見事に咲いてくれました白のブロッチ。
2月はホームセンターや園芸店の棚には沢山のクリスマスローズが並んでお客様を待っている頃かと思います。

この白のクリスマスローズブロッチは2008年春に初めて咲いてきた株で、今年はどんな花になって咲いてくれるかなと密かな楽しみを持っていました。
希望はどうにか叶って、白の地に真っ赤なブロッチが見事に彩ってくれました。

白地にスポットが入るハイブリットの美しい花は容易には見つからない。
最も一般的な花だが見つけようとしても見つけられない、イギリスの古き伝統を身にまとったような英国紳士ホワイトスポット。
私が最初に虜になった花もこの白のスポットだった。

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古典的と思われているかのようなスポットの入ったクリスマスローズダブルです。
そして今ひとつ人気の出てこないスポットタイプのクリスマスローズです。

古典というと古くさく思われるかも知れませんが、言葉を換えて言えばクラッシックあるいは正統派。
そして一時の流行に踊らされない伝統という意味もあるスポットです。
過去にはこのスポットを消すようにと育種が進んでいた時代もありましたが、現在ではクリスマスローズの表現バリエーションとして大切にと思っています。

10年ほど前にはピコティなどはなかなか入手できず無地の花とスポットの入った花が入手可能の最たるところでしたが、最近ではクリスマスローズも派手にピコティの入った花が人気絶頂のようです。
あまり一般には知られていない部分ですが、ピコティの入った花を好むのはほとんど日本人だけのようで、意外と海外のクリスマスローズの愛好家などは一つのジャンルにはこだわらないようです。

美しい花はそれだけで美しいとでも言うように。

お店で見られるクリスマスローズもこのスポットが入った花は少なくなっているかも知れません。
生産者は一時でも人気の出た花に生産を集中させてしまう悪癖がありますので、いつの間にかその他のジャンルの花が駆逐されて入手も不可能になってしまうかもしれません。
それを無責任に扇子と団扇であおるのがマスコミ雑誌、そして末端販売の園芸店。

花弁に均等に入った美しいスポットもクリスマスローズの花に個性を加えてくれる表現の一ジャンルです。

 


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