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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

農業試験場

ベト病


東京都の農業試験場、江戸川分場に持ち込んだクリスマスローズの一株。
先ほど、連絡があってこのクリスマスローズハイブリットがかかった病気がはっきりした。

病名はベト病。

15年ほど前と比べるとクリスマスローズが罹りやすい病気の正体もだいぶわかってきた。
その頃は、灰色カビ病もベト病も、ブラックデスというやっかい病気も実態が解らずやられ放しになっていたが最近はそれもどうにか解決に向かっている。
しかし、この病気だろうと思っていても、彼らは人間を裏切る。
つまり農薬で殺されないようにと考えているのかもしれない。
病気との戦いが始まる。

農業試験場

この株の葉もベト病の仕業と思っていても確実な方法で調べるのが鉄則。
そんなわけで試験場に送って調べてもらう。
試験場送りになった株は幾ら良い花を咲かせるクリスマスローズでも決して戻っては来ない。行ったきりになるのが運命。
始めてテストを頼んだとき、その株は戻ってこないと宣告される。

クリスマスローズの様々なベト病。
普通だと5月頃から発生してきて観察を怠るとあっというまに広まってしまって後の祭りとなる。
今回、まず間違いなくベト病ではと思ってはいましたが症状が現れてきたのが7月下旬。
100株近く置いている山で他の株には発生してこないのに、この株だけに症状が現れてきた。
こういうときは素人がどうだこうだと言うより専門の機関で確認する。それが一番。

ちなみに東京大学の農学部に数年ほど前に出来た「植物病院」、ここでも調べてもらうことが出来る。
一検体一症状につき5百円かかる。
比較的わかりやすい病害虫の対策などはパスしてもかまわないが、いったい何だろうとか原因や対策が解らないようなときにはとても助かる。

五百円かかっても安いもの。
天下に轟く東大の農学部で検査してお墨付きをもらえるのだから。

 

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