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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

叶わぬ夢 青いバラ

ブルーローズ


「青いバラ」、「ブルーローズ}。
この二つの単語、不可能の象徴とされている。

叶えられない夢、夢のような希望を表す意味によく使われる言葉で、サントリーが開発した「青いバラ」のレポート、最相葉月さんの本「青いバラ」のタイトルにもなりました。

通常、バラの育種では数万の種を播き、その種から咲いた花を選抜してから接ぎ木で増殖していく。
一つの品種が作られ園芸店などに並ぶまでには途方のない時間と金、そして人手。
数十、数百の種を播いても品種として簡単に登録が出来るものではなく、また最終消費者に喜ばれるものを創ることはできない。
なをのこと、もともとバラには青の遺伝子は体内には無い。

育種技術として、それまでは考えられなかった遺伝子の組み替えによってサントリーの「青いバラ」は作られたという。
実際の青いバラを見たことは無いが本などで見たり聞くところによるとまだまだ開発途上のような感じがする。
1つの例として夏の空の青。
それでも無いらしい。
むしろグレーに青を混ぜたような感じがする。

クリスマスローズ
サントリーはウイスキーの会社としても素晴らしい技術と歴史をもち、それら培ってきた植物に対する技術とセンスで「サフィニア」などの苗を開発し国内だけでは無くヨーロッパやアメリカなどに広めてきた。
ウィスキーの消費は焼酎などの一般化によって落ちてきている最中だったという。最近ではその落ちてきたウイスキーの消費もハイボールとなり活況を呈している。

デルフィニウムやコンボルブルス、そしてお馴染みの朝顔。
青い花は身近に溢れているが、開発途上とは言え、バラには無い色をとチャレンジした心意気は素晴らしい。
復活したウィスキーの消費と同じに、今以上の「青いバラ」が見られるようになると、それは素晴らしいことだろう。

クリスマスローズ、ヘレボルスではどうか。
むしろ青いクリスマスローズを創ろうとするならバラより早いかもしれない。
ある人に言わせると、ヨーロッパの東部を中心に自生しているプルプラスセンス。
このプルプラスセンスなどは現地で花を見ると青い色を見せてくれるという。
この花は日本の国内で見ると灰色が勝って見える。また若干だが青い色を萼片に持っているようにも見える。

単に太陽光線の屈折などが人の目に、そのように見せているのかもしれないが、ブルーブラックと言われるクリスマスローズの色。
これも光線の具合では黒と青が入り交じっているかのようにも見える。
ヨーロッパで花の色を見るのに空気中の水分、太陽光線や湿度などによって人の目に映る色が違ってくるのかもしれない。


オーケストラにかくことのできないバイオリンやチェロ、またギターなどの弦楽器。
演奏会場や演奏される国によって弦が醸し出す音色が異なってくると言われている。その原因が湿度。

青い色を出すにはバラよりむしろクリスマスローズの方が可能性が高いかもしれないと、、、、。
想像の範囲だが色々考えてみるとチャレンジしてみる価値があるのではと。

 

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