本文へスキップ

クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

ネジ花の季節

梅雨

 
最近では見られなくなったモンシロチョウが飛び回っているかとおもったら、ネジ花の小さな花に止まって蜜でも吸っているのでしょうか、あわててカメラを持ち出しパチリ。

ネジ花の季節がやってきました。

可憐で小さなピンクの花を茎に沿って巻き上げる様がネジ花の真骨頂。

ネジ花はゴルフ場の緑の芝の中や公園の草むらの中で群がり小さなピンクお花を所狭しと咲かせて蒸し蒸しする梅雨のうっとうしい気分を払いのけてくれます。
時には、どこをどう間違えたのかクリスマスローズの鉢の中にもピンクのネジを回したように出てきますが種を蒔いても簡単には芽だしはしない。
まず種が落ちた土の中にラン菌が住んでいなければ根さえも芽さえも出てこない。

ごく一般にランの仲間と言われているが、ちょっと見たところでは花屋に並んでいるランとは全く趣が違う。
胡蝶蘭とも、シンビジュームともカトレアとも違う。
本当に小さな小さなネジを巻いた花です。
花とにらめっこしてみると花の形などは胡蝶蘭やカトレアと同じ。

ただ小さいだけ、ただカトレアみたいに派手さが無い。
地味を地でいっているかのようです。
このネジ花。意外と人気があります。

どうして、そんなにやっかいなことをネジ花を含めランの仲間はするのだろう。
クリスマスローズも面倒をかけるが、それでも湿度がある場所で発芽まで種に皺を寄せるようなことをしなければ翌年の1月頃には可愛い双葉が出てくる。
庭にいるクリスマスローズなら、種が出来、地面にこぼれてからも適当に土に埋もれ、雨に打たれ、酸素は雨や風などで供給される。


植物の種が土の上にこぼれてから幾つかの発芽するまでの条件。
よく言われるように適当な水分と温度と酸素が必要。
クリスマスローズで言えば、高温の季節と低温の季節を種に皺が寄らさない湿度。
そして酸素で種を包んであげる。
そのまま、ほおって置いてもほとんどの種は双葉を出してくれる。

人間に管理されたクリスマスローズの種は、発芽まで水、温度、空気など三つの条件の面倒を見てもらわなければならない。
それは、そう難しいことでは無く人付き合いとおなじようにちょっとした気遣い。
梅雨真っ最中、気温が高く湿度も高い。

人間の体にも、ちょっとした気遣い。

渇いた喉にビールが旨い季節です。

 

クリスマスローズガーデン花と園芸の情報