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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

丸弁の整形花が良いか?

クリスマスローズセミダブル ホワイト糸ピコティ
十数年間、意識の中を占めていたのは丸弁カップ咲きの花を持つクリスマスローズ。
それが育種目的の大きな部分を占めていましたことには偽りはありませんでした。

その昔は丸弁カップ咲きのクリスマスローズを作りたくてそれに沿う株を集めて、親にする株の組み合わせもそれなりにするとある程度は丸弁のカップ咲きが出てくる。

HOMEのトップにいつまでも鎮座しているホワイトシングルの糸ピコティ。
もうそろそろ取り替えろという声もありますが、妙に意思が堅いとでも頑固と言われるかもしれませんが変える意思は全くありません。

シングルホワイトの糸ピコティ。
よく見ると世の中でよく言われている整形の丸弁カップ咲きでは無く、花弁の先端が若干尖っていてクリスマスローズの白い花と糸に動きが出てくる。

この画像の糸ピコティホワイトセミダブル。
風が、動きが見え、固定されているというより動きが感じられる。
ホワイトセミダブル スポット糸ピコティ
丸弁のカップ咲き。
ある一面、とても美しく綺麗に見える。
それは疑いの無い美しさだが、はたして美しさは綺麗さはそれだけだろうか。
そう考えると、まるで呪文にでもかかったような意識から解き放されたような気分になる。

ヨーロッパ風の庭や荘厳な雰囲気を見せてくれる教会。
実際に見たことは無いが本などで見るとシンメトリー。
中心から見渡すと左右対称。
それが彼国の人々の美意識。
人種や民族、その民族の歴史や自然の環境、それらが美しさの基準を作っているのではと最近考えている。

この大きく分けて四つの大きな島。
日本。
そして散らばっている小さな島々。

四季の移り変わり。

北国では宮沢賢治の詩にあるように「寒い夏はおろおろ歩き、、、、」。
あるいは沖縄から始まる桜前線。
秋、 北の大雪山から始まる紅葉前線。

暖流が流れる、寒流が流れてくる、流れがぶつかった場所が世界有数の漁場。
冬はシベリアから冬将軍が連れてくる冷たい風と雪、そして南からやってくる夏の台風。
自然の恵みに彩られた感性も大切にしたいと、、、、。

整形丸弁カップ咲きのクリスマスローズが良いのか、それとも風を感じさせるクリスマスローズが良いのか、難しい時代に入っている気がします。

 

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