初夏　ネジ花の季節

ネジリ花とも　右巻きか　それとも左巻きか

ネジ花の季節です。

ネジリ花とも言うようです。

小さなピンクの花が茎に巻き付くような様を言うらしい。
小糠雨が降る頃になるとひょんな所から咲いてくる。
今年はクリスマスローズの鉢の中はもちろん芝生のあちらこちらから出てきている。
一度咲いてくると次の年も、その次の年もと同じ場所から可愛いピンクの花が咲いてきてくれるのが嬉しい。

一般にランの仲間と言われているが、ちょっと見たところでは花屋に並んでいる派手派手なランとは全く趣が違う。
胡蝶蘭とも､シンビジュームともカトレアとも違う。
本当に米粒のように小さな小さなネジ花です。
花とにらめっこしてみると花の形などは胡蝶蘭やカトレアと同じ。
ただ小さいだけ、そして豪華さが取り柄のカトレアみたいに派手さが無い。

地味を地でいっているかのようです。
このネジ花。
意外と人気があります。
どこから来たのか定かではありませんがクリスマスローズの鉢の中に咲いてくることがある。
ネジ花はもちろん、ランの仲間は種が出来て飛んでいってもそこの土の中にラン菌が住んでいないと発芽も出来ない。
もちろん生育などはもってのほか。
クリスマスローズの鉢土にラン菌が住んでいたからこそ葉っぱばかりになったクリスマスローズの葉陰から咲いてくる。
しばし梅雨のうっとうしさを忘れさせる一時です。

ピンク色の花だけでは無く白い花も、ちなみに花の巻き方は右巻き、左まきと個体によっていろいろある。

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