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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

花は


先日、ブログの月別アーカイブの折りたたみに苦心惨憺していたとき、このブログも7年もたってしまったと気がついた。
その期間Googleのブログに一時浮気をしていたが、どうやら使いやすさと練れ。
そしてマンネリ。
Googleのブログにはそれなりの良さ、FC2のブログにもそれなりの使いやすさが入り交じり一つに統一することもままなりません。
当面、二つのブログを書いていこうかと、、、、。

7年、いやそれの前にも別のブログに書いていた。
友人からFC2というブログがあるから、そして使いやすいからと進められたのが運の尽き、翌日にはFC2に変更。

丸々7年、クリスマスローズの事情も様変わりして、このブログを始めた頃にはダブルのクリスマスローズは高嶺の花。
シングルの全盛期。
しかし、しかしその頃からシングルの花は市場に少なくなってダブルダブルと勢いが大きくなってきた。

われながら、その雰囲気を感じながらもシングルの拘ってきた。
営業上はダブルのクリスマスローズにシフトするのがいいのだろうが、すこしばかりへそ曲がりの自分としては簡単にはシフトが出来なかった。

クリスマスローズを生産する農家、生産者は多くなってもアシュウッドから移入されたダブルのクリスマスローズに目が行きシングルの花にはほとんど目もくれない。

ダブルを作る方が利益率を考えると経済優先で正解の世の中。
当然市場に供給されるダブルのクリスマスローズは溢れて、シングルのクリスマスローズは淘汰されたように見える。
ここ数年は一部の市場の競りでダブルに値が付かなくなっているとも聞くことが多くなってきている。

が、日本人の好み、成人式の振り袖に見られるような艶やかさ、西陣の帯に見られるように歴史を纏った帯。

また逆に千利休が始めたとされる茶道を代表とする形や、作法・精神性を大切にする茶道や歌舞伎・書道・剣道などの静謐さが溢れる芸道。

それらのよう民族の歴史の合間にクリスマスローズも揉まれてきたような、、、、。

面白いことにインドを出生地とする仏教。
中国朝鮮から伝わって来たインド発祥の仏教と今の日本の仏教とは全く違うらしい。

ある小説家が言いました。

日本には外の国からやってきたものでも、それをそのままには身内とはしない。
あらゆるものを必ず書き変える。

古い時代、中国から玄界灘を渡って四つの島に渡ってきた仏教しかり、儒教しかり。
戦国時代に種子島から上陸したキリスト教しかり。
歴史の中で保護されたり迫害されたりされても本家本元とは大分違っているらしい。

日本風に変えられてきたと。

日本にはすべてのものを「変える力」があると。

それは日本人特有の「変える力」かもしれない。

今年もあとわずか、スイセンのがリルも真っ白な花を見せてくれ寒風のなか色と香りを楽しませてくれる。
そう、このガリルこそ数多く品種改良されてきたスイセンの中でも贅肉という贅肉を取り去った姿。
クリスマスローズも最近の花を見るたびに贅肉がつきすぎてしまったような感じがする。
その贅肉をそぎ落とすと新しいクリスマスローズ本来の姿が見えてくるのかもしれない。

 

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