Googlemapとヘレボルスの原種・ヴェシカリウス（h.vesicarius)

ヴェシカリウス

砂漠

ヴェシカリウス。
毎日、新聞やテレビの報道番組を賑わしている中東のシリアやトルコ近辺に自生していると言われています。
ヴェシカリウスを植えた鉢　６月頃になると葉が枯れてくる

一昔まではシリアってどこ？だったのですが新聞種になる機会が多くなってきて、今はパソコンさえあればGoogleに繋いて国の単語さえ入れればだれにでもその国を宇宙から眺められる。
この砂漠の国シリアもそう。
Googlemapを拡大してみると綺麗に区画された畑にトラクターが作っただろうと思われる模様が現れてくる。
戦車や銃弾の弾が飛び交っているだろう。
つい先日はトルコの戦闘機が撃墜され、今もシリアから逃げ出した避難民は国境を越えてトルコになだれ込んでいる。
ヴェシカリウスの花

この画像のどこかにヴェシカリウスが隠れているのではとか、どこかで花が咲いてでもいるのではないかなどと想像はすれども、一株のヴェシカリウスさえ見つけられはしない。
Googlemapだからといってそこまでは画像にアップできない。
ヴェシカリウスというヘレボルスの原種が生きている環境は手に取るように解る。
大変便利になったようだ。
Googleに感謝。

外務省海外安全ホームページ

しかしリンクにあるように簡単にはヴェシカリウスの自生地を訪ねてみようなどとは素人は絶対に思わないことだ。
安全ボケを長い間していた日本人には全く解らないことばかりおきてくる。
リンクにあるようにトルコやシリアなどの中東の国は日本人を敵視するようなことは多くはなくトルコのように親日的な国は多い。
それは少しだけでも中東などの歴史をたぐれば解るだろうがヴェシカリウスとそれとは別物。

さあ、このヴェシカリウス。
三週間ほど前から緑色の葉がわら半紙のような色になり、とうとう葉が枯れてしまいました。
しかし土の中にある根と芽は生きている。
用土の割合は軽石８、赤玉土１，腐葉土１の割合。
鉢は日本製の駄温鉢の焼きの薄いもの。
肥料は例によってどこにでも売っているIＢ化成。
葉が発生してくるのは通常、関東で１０月１５日前後。
水を与えるのは、これは文章で表すのが非常に難しい。春と秋、そして冬と夏では全く違う。
経験と勘に頼らなければならないのがヴェシカリスの難しいところ。
まずは数株枯らしてみると、その潅水のコツは飲み込める。

　

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