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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズとは何? キンポウゲ科の多年草(宿根草)

クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草(宿根草)の仲間で、画像に載せている雪割草(ミスミソウ)やレンゲショウマ・オキナグサ・オダマキなどと同じキンポウゲ科に属して学名はヘレボルスと呼び和名としての呼び名はクリスマスローズです。
園芸草花として現在では大変人気のあるクレマチスやアネモネも同じ仲間で、山野草の店で売られて毒草として知られているトリカブトなどもキンポウゲ科の植物です。

雪割草  レンゲショウマ、花の季節が夏、8月頃から花の季節は春4月頃
シュウメイキク山形県産の日本翁草 赤おきなぐさの種さや
アネモネ 
日本には多年草・キンポウゲ科の仲間は非常に多く自生していて里山に行けば容易に見つけることも出来、毒性があるにも関わらず園芸店などでは大変人気のある植物です。
クリスマスローズはヨーロッパの西のはずれポルトガル・スペインからフランス、イタリア半島、そしてアルプス山脈を横切りドイツ・ポーランド、南に下がって旧ユーゴスラビアのクロアチアやボスニア、そしてロシアのウクライナ地方・アジアのトルコやシリアの砂漠に自生している約20種類の原種(原種のオリエンタリス・トルカータス・フェチダス・アトロルーベンスetc)を数えるヘレボルスの仲間達です。

ヘレボルス原種  甘粛省産のチベタヌス
このクリスマスローズは大きく分けて、根本から数多くの葉茎や花茎を立ち上げる無茎種、株もとから茎を立ち上げて、その頂点に花を房状に咲かせるアゥグチフオリウスやフェチダスなどの有茎種、無茎種と有茎種の中間種とされるニゲルやヴェシカリウスなどに分類されます。
主としてヨーロッパ大陸から中東、黒海沿岸にかけてのヘレボルスの自生地から離されチベタヌス1種類だけが中国の四川省から湖北省、甘粛省の山岳地帯を中心に生育しています。
1869年にフランス人宣教師ダビット神父が中国四川省の山中(標高約2千メートル)で採取した標本だけがイギリスの博物館に残されているだけで百数十年間にわたり「幻の花」と言われていましたが、植物研究家の荻巣樹徳氏がダビット神父がチベタヌスを発見した近くで1989年の秋に再発見されています。
その様子は荻巣氏の著書「幻の植物を追って」の中で再発見時に至るまでの準備などの様子が詳しく書かれています。

ヴェシカリススの壷型花と蕾 
ヘレボルスの原種の中で特異な性質を持っている有茎種ヴェシカリウスがシリアからトルコにかけての砂漠地帯のオアシスを中心に自生します。 

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