本文へスキップ

クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのクリスマスローズガーデンにようこそ。お届けするクリスマスローズは冬の貴婦人最新品種コンテストで最優秀賞を受賞したニゲルとチベタヌスの交配種「絹」「雅」、赤い雄しべをもつ卑弥呼やダブルの糸ピコティ、翡翠などオリジナル品種を中心にネットショップにて種、苗、開花株を販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズの育て方 秋 9月 September

クリスマスローズの株の姿
春に双葉が展開し初めてポットに植え換えた小さなクリスマスローズの苗も9月になると新しい葉を威勢良く伸ばし始める季節です。
すでに花を咲かせて数年過ごしてきた株も秋風の吹く頃には新しい花芽を内包し充実の季節を迎え、一部の無茎種の株などでは葉を出そうとしています。

クリスマスローズの秋の新葉クリスマスローズ 花芽の完成
実生後3年から4年ほど過ぎた株や、前年の春に花を咲かせたクリスマスローズの茎元には来春に花を咲かせる花芽(茎の基に有る赤くとがっつている)が完成しています。
気温が高い時期にクリスマスローズの
葉を切り取ったり過度に肥料を与えたりしますと花芽が葉芽に戻ってしまう場合が起きてきますのでご注意ください。
クリスマスローズ 種まきの準備
5月から6月にかけて実ったクリスマスローズの種をまく準備をします。
土中に保存していた種は高温処理が完了したものとして、9月末頃から10月末頃までに蒔くようにします。
準備をするものは4号から5号の新しいポット(鉢)。
30粒前後の種まきが可能で、赤玉土(出来れば硬質の赤玉土)パーライト小粒、バーミキュライトを用意します。

9月 クリスマスローズの種クリスマスローズの種まき方法
秋の植え替えの準備
9月から10月クリスマスローズの根の状態 白根が発生してきている
8月の旧盆が終わり秋風が立つ頃になりますとクリスマスローズの苗も白根を出し始めます。
9月の初めですと秋も本格的にならず暑さが戻ってくることがありますのでクリスマスローズの植え替えなどはもう少し待ち植え替えのための鉢・用土や肥料の準備をします。

(赤玉土中粒)
(軽石・バーミキュライト・パーライト)
(腐葉土)
(燻炭・消石灰)

などが中心になりますが地域の事情により材料などの吟味も必要です。
最近では販売されてる腐葉土も、以前から使われていたクヌギやナラなどの多い里山の荒廃により少なくなり、本来の雑木の葉を使った腐葉土も減少してきています。
最近では中国や東南アジアからの腐葉土輸入が増えてきています。
クヌギやナラなど日本産の腐葉土は赤玉土などとなじみやすい部分が有りますが、輸入された腐葉土は分解が進んで無く用土の隙間が出来やすいためクリスマスローズの植え付けには注意をします。
植物にとっては住みかとなるこれら植え込みの材料などは粗悪品を使わないように気を付け、十分に分解された腐葉土をクリスマスローズの植え込み用土にお使いください。
6号以上のポットに植え換える場合には赤玉土の小粒は避け中粒の用土を使う。
3号(9センチ)ポットなどの場合には小粒でもかまいませんが、ポットが大きく(5号以上)なりましたら中粒以上の赤玉土の方が植え替え後の成長が良くなります。

クリスマスローズを育てる園芸用土 種類と用途

北海道・東北地方 クリスマスローズの植え替えと手入れ
気温の低下が早く来る北海道・東北地方での植え替えはできる限り彼岸前までにすませましょう。
用土の配合は標準な組み合わせで良く、植え替えと同時に夏の間に腐った茎や病気などで茶色く変色した葉などはその部分だけをハサミで切り取っておきます。
クリスマスローズの日よけ
9月とは言ってもまだまだ30度を超えるような夏日が続きますので暫くは遮光ネットやよしずなどでの日よけは必要です。
台風などの強い風で遮光ネットや日よけなどが飛ばされることがありますので強風対策をしておきます。

遮光ネットを外す時は晴れの日より曇り空が数日間つづく日を選びます。
ブラックデス(黒死病)の発生
9月から10月頃になりますとクリスマスローズハイブリットや一部の原種の苗や株では新しい葉を発生させてきます。
土に中から新しい緑色をした葉や芽を見るのは非常に楽しいのですが、それと引き替えに新芽の茎や葉が撚れて筋状にブラックデスの黒いシミ症状が表れてくることがあります。
確実にブラックデスと解ったならその株や苗は焼却や破棄しなければならなくなります。一部の病気などもブラックデスに似た症状を表す場合があります。
ブラックデスが疑われ病名が不明の場合にはオンコル粒剤やアドマイヤー粒剤などの浸透移行性の殺虫剤を用土に混入して、他の健康なクリスマスローズとは別の場所に隔離をします。

黒死病
画像の中央、黒く縮れているのがブラックデスが発生した部分。
クリスマスローズの育て方・ヘレボルス属の病気と害虫
クリスマスローズの病気・ブラックデス(黒死病)
9月の水やり
暑さ寒さも彼岸までといいますが、9月の水やりも夏と同じに朝早くか夕方の気温が下がってきた頃に与えます。
日中に与えますと鉢の中で水が高温になり、これから長く延ばそうとしている根に悪影響が出てくる場合がありますので秋深くなった9月末までは早朝か夕方になってから水を与えます。

秋雨前線と台風の強風対策
天気予報などで台風が発生したのを確認しましたら気象予報には十分に注意してください。
台風の風で鉢を飛ばされたりクリスマスローズの葉が折られたりして、その部分から
軟腐病の菌の進入が考えられます。

鉢植えなどでは葉が折られないように家の中に避難させるか、あるいは鉢同士を寄せて台風の強風被害からクリスマスローズを守るようにしてください。
台風銀座と言われる九州・四国・中国地方の方は十分にご注意ください。
集中豪雨・台風情報には注意し、気象庁などがインターネット上で発表する気象情報で最新の情報を掴むようにしてください。
気象庁高解像度降水ナウキャスト
気象庁レーダー
東京アメッシュ
秋雨前線
クリスマスローズ秋の新葉
秋雨前線が日本列島を覆う季節です。
8月末頃から曇り空が続いたり雨の日が多くなってきて、その頃からクリスマスローズの根も動き始め秋の新葉を展開させます。夏の間に枯れたと思っていたクリスマスローズでも春の葉だけが枯れ土の中に残っている根は生きています。
雨や曇り空が続くときには新葉に灰色カビ病などの被害が発生してきますので気象情報に注意して殺菌剤の散布をするようにします。
表土は濡れて見えても鉢土の水分量は少なくなっていますので用土に手を触れて多湿や乾きには細心の注意が必要になります。

クリスマスローズに与える肥料の目安
9月下旬になりましたらIB化成肥料などの緩行性肥料を与えるか、液体肥料(リン肥料が多く含まれている液肥 5:10:5)を1000倍以上に希釈して週に一回程度与えるようにいたします。
IB化成肥料(10:10:10:苦土1)は様々な商品名を付けて販売されていて多少多く与えても肥料あたりが少なく非常に使いやすい肥料です。
6月から9月末までの4ヶ月ほどは肥料を与えていませんので9月は急に過度に与えるのは控えて液肥・固形肥料共に通常の半量程度にすると良い。

(3号のポットでしたら月に1〜2粒)
(4号12センチーーー4粒位)
(5号15センチーーー5粒位)
(6号18センチーーー6〜7粒)
(7号21センチ以上のポットーーー用土の量により肥料の量を変える)

液体肥料の与え方は与える間隔を、
1週に1回とか10日に1回とかに限定して与えるようにいたします。
気まぐれに与えるのは避けてください。
クリスマスローズだけではなくほとんどの植物は、栽培されている環境に有る程度は順応してきますので、特に
肥料や水は気まぐれに与えるのは止めましょう。
クリスマスローズを栽培する肥料について
病害を受けた苗に新葉が発生

夏期にベト病などで葉が枯れてしまったクリスマスローズの苗に秋風が吹くお彼岸の頃になると新しい葉が伸び出してきます。
秋雨前線も活発になり雨の日も多くなるため多湿にならないよう灌水には注意しましょう。
病気にかかったからと捨てるより病名を特定して殺菌剤を噴霧しましょう。(ウィルス病の苗は不可)


ベト病や灰色カビ病などに犯されていても気温が下がってくる頃に、新葉が発生してきますので病害を受けた葉を切り取り植え替えします。
9月の病害虫
シジミチョウ幼虫と食害
病害虫の防除は7月〜8月に準じますが、9月に入りますと新しく出てきた葉にシジミチョウやモンシロチョウなどの昆虫が卵を産み孵化した幼虫によって葉の食害が見られます。
気温の低下とともにクリスマスローズの苗や株にも新しい芽が発生してきます。
同時に灰色カビ病などの繁殖も大きくなりますので、予防としてダコニールなどの殺菌剤を1000倍程度に希釈し散布すると被害を食い止めることが可能です。
クリスマスローズの幼い葉だけでなく、堅くなった葉にもエカキムシが白い絵を書きますがこれは大きな被害はありません。大きな被害を受けた場合には葉の表面にハエの幼虫が黒く見えますので指でその黒い幼虫をつぶします。
花と共に美しい葉を楽しむ場合には浸透移行姓のオルトランや成分がガス化するアクテリックなどの殺虫剤の散布をします。
真夏には影を潜めていたアブラムシやスリップスもクリスマスローズの周囲の草花に発生してきますので、浸透移行性の殺虫剤を株の周囲に撒いたりして害虫から花株を守ります。