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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズの伝説 原種ニゲルのお話し


クリスマスローズの原種ニゲルはヨーロッパアルプスの東端、スロベニアやイタリアの高山から林の中にかけてからドイツ・オーストリアなどに自生し、2つの亜種ニゲルとマクランサスがあり白花で一重の花を咲かせます。
ニゲルという名前の語源は、植物の根が黒く見えることによるとされていて、古くは薬草としても使用されていました。
ニゲルは古くから原種本来の名称とは別に「クリスマスローズ」の名を持ち、イギリスやドイツなど冬の寒さが早く来る地方では12月のクリスマスの頃から真っ白で清純な花を咲かせるので、「クリスマスに咲くバラ」「クリスマスローズ」の愛称をかぶされたいへん人気のある原種です。
ニゲルの白い花には次のようなお話がキリスト教の国々で語り継がれています。
キリストが誕生したときにマデロンという貧しい一人の少女が、お祝いに聖母マリアのもとに駆けつけたがキリストの誕生を祝う贈り物が無く嘆き悲しんでいるときに、少女の流した涙が落ちた土の中から忽然と真っ白なニゲル(クリスマスローズ)が咲きみだれ、少女はその真っ白な花を摘み花束にして聖母マリアと幼子キリストに捧げたという物語が伝えられています。
イエスキリストは紀元前にユダヤ地方のベツレヘムで生を受けたとされています。
この地方にはヘレボルスの原種ニゲルは自生していませんので、この聖母マリア伝説にあるニゲルの物語はキリスト教がヨーロッパローマに伝わった後、キリスト教国の園芸家たちによって作られた宗教上の創作ではないでしょうか。
しかし、そのような伝説が実際にあったように伝えられているのには、ニゲルの清楚な白い花がキリスト教国の多くの人々に受け入れられている証拠ではと感じます。

 クリスマスローズの花言葉 いたわり

日本でも清純で清楚なニゲルの花はガーデンハイブリッドなどと共に、咲く花の少ない冬の園芸分野では無くてはならない植物となり多くの愛好家に楽しまれてきました。
最近ではダブル(八重咲き)のニゲルやセミダブル(アネモネ咲き)も発見され一部はメリクロン化し話題も豊富になってきました。
またニゲルは他の原種の有茎種と交雑しやすく、原種アーグチフォリウスとの交配種二ガークロスが作られ、原種リビダスとの交雑ではバラーディアェが、交配種ステルニーとの交雑ではエリックスミスなどが作出されています。
最近発表されたニゲルとの交配種では原種チベタヌスとの間に若泉ファームで「絹」「ピンクアイス」、原種ヴェシカリウスとニゲルでは「ブライヤーローズ」がイギリスのアシュウッドナーセリーによって発表されている。



 

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