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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

落葉樹木 宿根草 球根 クリスマスローズで造る四季の庭

クリスマスローズに似合う小球根類
チューリップやスイセン・ムスカリなどの原種球根類は相性の良いクリスマスローズとの寄せ植えに最も適しています。
クリスマスローズの花が終わりかけ、庭が少しばかり寂しくなった頃から咲き出す球根植物、夏になり葉の茂ったクリスマスローズの間から咲くオリエンタル系のユリなど、球根の種類によっては夏の暑さも忘れさせてくれるように楽しませてくれます。
球根を植え付ける位置はクリスマスローズの株と株の中間、株基から3〜40センチ離して3〜5球を植え込むようにします。

原種スイセン
10月頃になると黄花のパルボコジューム・白花のモノフィラなどが園芸店で販売され咲く花には素朴さが感じられてクリスマスローズととてもマッチします。
相性の良いニゲルなどの草丈の低い株の葉の先端くらいに球根を3〜5球ずつ固めて植え込むと良いでしょう。
草丈10〜15センチ程度、花季は1月から4月。



スノーフレーク
スズランの花に似て可憐さが一際印象的です。
クリスマスローズ・ハイブリットの花が終わりになる頃、赤のガーデンハイブリットの葉の間から真っ白な小花が顔を覗かせるように咲いてきます。
花季は4月から5月、草丈は40〜50センチくらい。

スノーフレーク

原種シクラメン ヘデリフォリウムやコウム
原種シクラメンのヘデリフォリウムやコウムをクリスマスローズの株の間に植え込んでみましょう。
ヘデリフォリウムは9月頃から咲き出しコウムは真冬の1月頃から咲き出します。



スノードロップ (マツユキソウ・待雪草)
耐寒性が強く春先に純白の花を長く伸びた茎に付け、種類としては約20種類が知られている。



シラー
クリスマスローズの花が終わった初夏に輝くような青紫の花を沢山咲かせるヨーロッパからアジア原産の球根です。
シラーにはぺルビアナとベル状の花を数輪咲かせるカンパニュラータがあり花色は青と白。

シラーカンパニュラータ

原種チュリップ
チューリップには園芸品種として数多くの品種がありますが、クリスマスローズと一緒に地植えしたり寄せ植えするときには原種のチューリップが花の大きさや草の大きさなどを含めてとても似合います。
種類としてピンクのサクサテリス・黄色のタルダ・赤のウィッタリー・黄色のバタリニーなどがあります。
いずれの原種チュリップも球根を入手しやすく栽培種に比較して小型で、クリスマスローズと一緒に庭植えにしてもお互いに引き立てあう優れた小球根です。
10月頃から園芸店やホームセンターの園芸コーナーで球根が販売される。



ゼフィランサス
淡いピンクの花・黄色の花があり梅雨入りの頃から秋まで次々と咲いてきて、夏の庭を賑やかにしてくれます。1球だけ植え込むのではなく5〜8球を植え込むとクリスマスローズのグリーンの葉と似合って良い。

ムスカリ

黄色い花を咲かせるゴールデンフレグランス、ピンクのピンクサンライズ、白花のホワイトビューティー、ブルーのダークアイズやスパースターなど色や花の咲かせ方など様々ある。
植え込む季節は9月〜11月末頃にかけてで球根の頭が隠れるくらい土をかける。



アリウム モーリー
初夏、5月頃に細く伸びた葉の先端に黄色い花を咲かせる球根植物。
ヨーロッパやアフリカの地中海沿岸に自生している球根植物で、日本では黄花行者ニンニクともよばれている。球根の販売時期は10月頃から。

アリウム モーリー 黄花行者ニンニク

ユリ
ユリの園芸品種は膨大な数に夏の代表的な球根植物です。
そのなかで比較的クリスマスローズと一緒に植え込んでも問題がない品種です。
オリエンタルハイブリットと呼ばれている一群のユリでは日本固有種のヤマユリ、カノコユリ、オトメユリササユリ、タモトユリなどが交配されて出来ている品種がある。
アジア原産のスカシユリを交配して出来ている種類、また日本原産のヤマユリやササユリなどがあります。
球根の販売時期は9月頃から11月にかけてで品種によって販売される月が変わってくる。植え込む場所は半日陰の地温が上がらないところで、クリスマスローズの大きな葉に隠れるような場所が適している。



クロッカス
クロッカスは紫・黄色・白など様々な色の球根があります。
クリスマスローズの葉が拡がる先端近くに植えこむと良いでしょう。



クリスマスローズと似合う落葉樹
落葉樹は成長したとき2〜7メートル前後の樹高になり、主としてクリスマスローズの花が咲いているときに花を咲かせる種類を選んでいます。
クリスマスローズを楽しむと同じに、その落葉樹が持っている木肌や芽出・葉の美しさを楽しめるように選びました。
幾株かのクリスマスローズを庭に植えると同時に落葉する樹木も一緒に植樹してみていただければと思います。


ユキヤナギ   バラ科
3月頃から細く伸びた枝に小さな白い花を無数に付ける。株基から少し離れたところに赤いクリスマスローズを群植するとお互いの花が引き立てあいます。クリスマスローズとの相性や組み合わせでは最高の落葉樹です。


ハナミズキ   ミズキ科
白やピンク・赤の花が4月頃に咲きます。
樹高4メートル前後になり枝を大きく広げるためクリスマスローズとは相性が良い。



ネムノキ    マメ科
夏、ピンク色の花を針状に咲かせる。樹高2〜3メートル前後。

ハンカチノキ   ヌマミズキ科
真っ白な花をハンカチを垂らしたように咲かせます。樹高3メートル前後。

スモークツリー(煙の木)ウルシ科
中国からヨーロッパにかけて分布し、花が終わった後の花序全体が煙のように見えるので「煙の木・スモークツリー」の名前がついた。花序が赤・緑・ピンクになる。樹高3メートル前後になります。
花の季節は5月頃。

煙の木とも言われ花穂が煙のように見えることから付けられた名前。

バイカウツギ   ユキノシタ科
ニゲルに似た真っ白な花を沢山付ける。

ナツハゼ   ツツジ科
ハゼの木のように、夏の葉が紅葉してくる。赤く熟れた実は食用にも出来る。

山アジサイ アジサイ科
5月頃から咲き始め白、ブルー、ピンク、紫や赤の花を咲かせる。もともと野生種を園芸化した植物ですので丈夫で庭に植え込むことによって梅雨の季節を楽しむことができる。


トサミズキ   マンサク科
樹高2メートル前後で3月頃に黄色い花を房のようにたれ下げて咲く。

ヤブデマリ   スイカズラ科
樹高2〜3メートル前後で白い花を5月頃に山アジサイのように咲かせる。

赤花エゴノキ  エゴノキ科
5月頃にピンク色をした小花を下垂させて咲かせる。樹高2〜3メートル前後。

ウチワカエデ  カエデ科
3〜4メートル前後に生育するカエデで種類は多くあり秋の紅葉が綺麗。出来る限り小葉のものを選びます。
カエデ 

シャラ(夏ツバキ)  ツバキ科
樹高5メートル前後になり6月の梅雨の時期に真っ白な花を咲かせる。紅葉も綺麗。


ヒメシャラ
比較的暖かい地域に自生して樹高10メートルに達する場合があるが6月の梅雨の頃に真っ白な花を咲かせる。
鑑賞は白い花だけで無く赤銅色に染まる木の葉と幹や落葉後の銀色に光る冬芽、紅葉にも鑑賞価値がある。

ヒメシャラ 

シデコブシ(モクレン科)
普通の木蓮では木の高さがあまりにも高くなりますので、クリスマスローズを植え込んである日陰の庭には比較的背の低いシデコブシが似合います。

クリスマスローズと似合う宿根草
一度、庭に植え込めば数年間は手間いらずの植物です。
草の手入れは、秋、枯れた葉を取り去ることと大きくなった株の株分け程度です。

アガパンサス
アフリカ原産の植物で日本の梅雨の頃にブルーの花を咲かせる。


アスチルベ
アスチルベの火炎にも見立てられる赤やピンクの花などは、アーグチフォリウスやリビダスなど素朴な色合いを持つヘレボラスなどと植栽するととても似合います。花季は6月〜7月・草丈は60センチ前後。

ギボウシ(擬宝珠・ホスタ)
日本など東アジア原産で約40種を数えて、種間雑種が出来やすいため江戸時代から園芸品種として固定化されている。
様々な国で大変注目を浴びているギボウシで品種として大型種では「寒河江」、シルバーな青い葉を持つ「シーボルディアナ」、黄色い覆輪を見せる「トクダマ」など品種を選ぶには困るほどです。緑の葉に梅雨の頃に白や薄い紫色の花を咲かせる。
白や黄色の斑が入った種類も多く作られクリスマスローズを一緒に地植えすると雑草も生え難くなる。





シラン
日本・中国に自生するランの一種で栽培地は特に選ばない。初夏に薄い紫色の小花を数多く咲かせます。
本来は野生種だが園芸種として紫色のほかに白やピンクの花もある。
群生しているシラン
ピンクのシラン

シャガ
人里近くの林の中で見かけ、やや湿った場所に植えると最適です。
植え込み後、ランナーで増えすぎる事がありますので間引きをする必要が出てきます。



ツワブキ(石蕗)
丸形の葉を細く伸ばした茎の先に広げ。緑葉の他に白や黄色の斑入り葉も多く栽培される。栽培適地は半日陰から日陰。夏の直射日光で葉焼けを起こすこともある。
秋遅くなってから茎を伸ばし黄色の花を賑やかに咲かせる。また日本では茎が食用にもされている。

ツワブキの黄色い花

落葉性の樹木と球根類を植え込む利点と植えてはいけない植物

庭にハナミズキやナツツバキなどの落葉性の樹木を植え込む最大の理由は、夏の強烈な直射日光を嫌うクリスマスローズに日陰を用意するためです。
日光が強くなる季節にはクリスマスローズの株基に日陰を作って大切なクリスマスローズを守り、秋になり葉が落ちた後には太陽を燦々と浴びせます。
春咲きの小球根類はクリスマスローズの花が終わりかけた頃から咲き始め、クリスマスローズの花が少し寂しくなって葉が出てくる頃に葉の間から咲き始めます。
春に咲く球根類はクリスマスローズやギボウシの葉が大きく茂る夏には葉を枯らし地下の球根だけになってしまいます。
球根を植え込むときの注意点は球根を植え込む深さと植物の背の高さ、日陰を好むかそれとも日光を好むかで植え込む位置を工夫します。
庭植えのクリスマスローズ栽培で最も重要なことは、クリスマスローズと施肥する期間が異なった小球根類や植物を極力植え込まないことです。

ここで決してクリスマスローズの株と一緒に植え込むのに注意しなければならない植物があります。
それはスズランやハーブのミントのように地下茎を伸ばして増える植物です。

いったん植物を植え込んだら数年間は植え替えなどが必要にならない多年草や球根植物で植え込まれているため、その期間中にスズランやミントなどがメインに植え込んだクリスマスローズや球根植物の根元に入り込み、猛烈に繁殖しクリスマスローズの株や球根を弱らせてしまいます。
好きな植物だからとか可愛いとかだけで植え込む植物を選ぶ事はないよう注意しましょう。


 


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