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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズ 八重 

クリスマスローズ 八重 紅(べに)


女性の口元を赤く彩る口紅。

この赤い八重の花、ほとばしる熱い情熱を込めた花にふさわしい名前、紅、読みは「べに」。


もとは山形県の最上地方に産する紅花から作られる着物地を染める赤い色素は口紅の赤を表現するためにもつかわれる。
この最上地方は年の数ヶ月は真っ白な雪に埋もれ人々は雪降る中で小鳥がさえずり草木が萌え温かい春がやってくるのを待つ。


そのあいだ紅花も雪に埋もれ春を待つ。

クリスマスローズの赤く、そして花の中心から黄色い葯をいただき伸ばす花糸、その花糸を辛い冬を耐えぬいた紅花が赤く染める。

系統的には赤の蕊を持つ卑弥呼、この卑弥呼を作ったと同時に紅の育種にとりかかった。

しかし八重の花の蕊の軸を赤く染めることはできたがその時80数日間の入院生活を送らなければならなくなった。

クリスマスローズの花が咲いてくるのを横目に見ながらの時間、それ以後もトラブルに見舞われた。

発芽した苗の根が腐る、

一花の育種に成功しても一株だけ作れたとしても生産には辿り着けない。

もう一株、もう一株と親株になる親を増やしていかねばならない。

この入院生活の中、奇跡的なことが起きた。
会うわけが無い人との出会い、現実世界ではありえない奇跡的な出会い。

それはクリスマスローズと戯れる現実世界へ導かれる喜びの出会いだった。



 

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