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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
クリスマスローズのガーデニングエトセトラ
et cetera
お勧めのガーデニングとクリスマスローズ関係の本は
クリスマスローズ初心者の方にお勧めの本は、クリスマスローズ関係では野田卯一郎さんが書いた「クリスマスローズ最新花コレクション」がお勧めです。
クリスマスローズ生産のプロであるため数多くの経験に裏打ちされ、書かれている記事の内容には信頼が出来ます。
野田さんはクリスマスローズ生産者の草分けで日本クリスマスローズ協会の常任理事も務めています。
ガーデニング関係ではすでに定番と言われる奥峰子さんが書かれた「日陰の庭のシェードガーデニング」(文化出版社)があげられます。
恵泉女学園の園芸生活科を卒業しベルギーのカルムタウト樹木園、イギリスのウィズレー植物園に勤めて帰国し、北海道の紫竹ガーデンなど日本各地の庭園を設計して大変好評を得ています。
いくつものガーデニング関係の本を出版していますが、この「日陰の庭の、、、」は日陰だからこそ育つ、また楽しめる植物に視点をあてたガーデニングの本として発売以来人気を博しています。
紹介されている植物はエッと言われるように一般的に見えますが、組み合わせによって個性的な庭ができます。
園芸の権威として世界的な活躍をしているゲイ・サーチさんが書かれて「山と渓谷社」から翻訳発行されている「庭いらずのガーデニング」がお勧めです。
ゲイ・サーチさんが植物を植え込む数々の器、ついテラコッタと考えることに疑問を抱かせるような素晴らしい器使いと植物の組み合わせが斬新な印象を強くします。クリスマスローズをベランダや庭で楽しむときにはこの三者が書かれた本を参考にすると、クリスマスローズを含め新しい園芸植物の楽しみを大きくすることが出来ます。
参考書籍
クリスマスローズの株の寿命はどのくらいですか
クリスマスローズはキンポウゲ科の宿根草ですので、適期に植え替えや株分けをすれば株の寿命は半永久的と言っても良いようです。
初めて花を咲かせてから5〜6年を過ぎ株の生育が悪くなった頃に、株の中心から株を割るようにして株分けをします。その際はあまり数多く分けずに3〜4芽ほど付けるようにして分けるとその後の生育に良く、株分けをした株を友人に分けたりすると喜ばれると思います。
クリスマスローズハイブリットの株分け方法
(株分けの時期は10月半ば頃から翌年2月頃)
園芸センターやホームセンターなどでは、どこから仕入れてくるのか?
クリスマスローズの仕入れは主に各園芸市場(いちば)や卸し業者・植物生産者(農家)からです。
市場の常として商品入荷の多寡によって高値になったり安値になったりと競り値段の上下が激しく、少しでも入荷が多いと安値になったりするため、店によっては目玉商品とすることがあるのでクリスマスローズもシングルダブルを問わなければ一般的な花などは店を選ばなくとも購入がしやすくなってきました。
こだわりを持って店を運営している一部の園芸専門店では、信頼できるクリスマスローズ専門のブリーダーから直接仕入れたり、一般に流通していないレアーな品種の開花株を経営者や店主自ら生産者(栽培農家)の農場に赴き直接花株を選んで仕入れているため、良質な品種のクリスマスローズを入手することが出来る利点があるのでお勧めです。
苗が出回るのは秋10月から11月、クリスマスローズの開花株が市場や園芸店に出回るのは主として1月中旬から3月中旬にかけてです。
クリスマスローズの栽培では何に注意すれば良いか
日本で一般的に販売されているガーデンハイブリットなどの基になった原種の自生地はヨーロッパ中東部の比較的夏季に雨が少なく気候が涼しい地域です。
自生地とは気象条件の異なる日本の湿度が高く夏の強い日光や高温を極力避け、
植土を過湿高温にしない
などのことを守るにつきます。
ヘレボルス属の植物は他の植物と異なり、多くの原種・交配種を問わず
生育期が春から秋では無く、秋から翌年の初夏まで
と言うことを理解することです。
次に肥料を与える時期を間違えないこと。
北海道や本州高冷地を除き
肥料を与える季節はクリスマスローズの生育期の10月から翌年の5月頃
までです。
5月下旬から10月初旬の日中最高気温が摂氏25度を超えるような頃には、水やりの時間を早朝か夕方4時以後にすること。
この点を守ってあげれば数年後には素晴らしい花を見ることができるでしょう。
クリスマスローズの原種を栽培するには
ヘレボルスの原種の多くはヨーロッパ中央部からバルカン半島にかけて自生しています。
これらの地域は気候的に雨が少なく空気が乾燥している大陸性の気候ですので、日本でヘレボルスの原種を栽培するときには自生地での環境を想像してみることも良いかもしれません。
一般的なホームセンターや園芸店などでは原種のニゲルやアゥグチフォリウス・リビダスが秋10月頃から発芽半年ほどの苗を中心に販売されます。
これらは原種の中でも比較的栽培しやすくボーダー花壇に植え付けても楽しめ、鉢植えでも初心者からベテランまでお楽しみいただけます。
バルカン半島
ヨーロッパの平均気温と降水量 世界の気候 最高・最低気温
バルカン半島を自生の中心とするアトロルーベンスやトルカータスなどは小さな苗からですと花が咲くまで4〜6年ほどかかりますので、苗の購入1〜2年くらいは鉢で育て、後は庭に植え込んで花が咲くまで気長に待つことも必要になります。
無茎種を購入し花を楽しむには一般に販売されている発芽半年程度の苗は避け、
発芽1年半から2年ほど過ぎた苗を購入して育てる
のがクリスマスローズの原種を確実に楽しむ早道です。
夏期高温の季節には
鉢や植え土の温度を下げる
工夫をするようにします。
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