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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

アンティークなクリスマスローズの花

まさか花の終わった種さやが

ニゲルの種さや
最近、面白い話を聞いた。

花屋さんで売られている花は新鮮さが命。

これは常識。

当たり前のことと思う。

だれも納得するだろうがクリスマスローズの花は雄しべが落ちると、もともと花と言われているものは傷つきやすい花弁を保護するために出来た萼のため花色が退色してくる。

この花の色が退色して種が実っているクリスマスローズを切り花やさん達はアンティークな花と言うらしい。

 
「アンティーク」、言葉の意味を調べてみると、「古美術・骨董品」と出てきた。
次に「年代を得て品格があること」と。
ある意味でこの園芸屋さんから見放され、種を付けたクリスマスローズの花にアンティークフラワーと名付けたのは切り花屋さんだろう。

「アンティーク」と名付けた救世主の名付け親に脱帽。

クリスマスローズの蕾がが開いて種が実り大きなさやになるまで約一月。
その頃ではすでにクリスマスローズの花は終わっていると解釈してきたが、切り花アレンジの世界では花が終わった種さやをアレンジの素材にする。

これはもう大変立派なこと。
クリスマスローズの救世主。

アンティークとは素晴らしい名前をつけたものだと感心している。

花が終わると店の片隅に追いやってしまう園芸屋さんとは違って、切り花を扱う花商人のたくましさと花素材に対するセンスをかいま見たような気がしてならない。

 


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